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エダヒロ・ライブラリー一日一題

「経済成長」を問い直す政府、突き進む政府

2016年07月05日

英国で、「成長の限界」に関する超党派の議員連盟が発足したという報道がありました。「成長の限界か、繁栄の機会か?」という初回イベントが開催されたそうです。

「成長の限界に関する議員連盟」の目的は、環境的、社会的移行期の経済成長について、党派を超えた対話を行なうための新たなプラットフォームを提供すること。具体的には、環境面や社会面での限界に関わるの経済リスクについて、党を超えた対話の場を作り、そのリスクを見極め、適切な対応への支援体制を作ること。また、「繁栄とは何か」を再定義し、「何を持って成長を測定するのか」という国際的な議論に貢献することをめざすとのこと。

かたや日本では、相変わらず、どの政党も「いかに経済成長をしつづけるか」をアピールしています。人口減少社会に突入しても、マイナス金利になっても、前と同じ経済成長が続けられる、続けるべきだと思っているのでしょうか。そもそもマイナス金利とは、リターンを生む投資先がなくなっているということではないでしょうか。そろそろ日本でも、経済成長の方法論ではなく、経済成長の目的について議論すべきだと思いませんか?

このニュースについて、詳しくはこちらをご覧下さい。
http://ishes.org/happy_news/2016/hpy_id001991.html

 

 

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