昨日9日、山梨県身延町で地点として観測史上最高となる39.2度を記録したとのこと。本当に暑い(というか熱い)1日でした。最高気温が35度以上になると「猛暑日」といいますが、昨日は全国929の観測点のうち、198カ所で「猛暑日」となりました。
「各地の最高気温は、千葉県茂原市で38.7度、岐阜県多治見市と浜松市で38.3度など。東京都心は37.7度」という記事を見て、「ひどい熱だなあ! 入院か点滴が必要かも」と思ってしまいました......。
昨日の猛暑が、またはこの夏の猛暑が「温暖化のせいだ」と断言することは科学的にはできないですが、「温暖化が進行すると、猛暑、竜巻、豪雨、強烈な台風などが増える」と研究者は予測しており、実際に増えている!ことを考えると、報道記事でも「気圧配置」や「フェーン現象」云々だけでなく、「温暖化の影響」をもうちょっと示唆してもよいのでは......と思います。
さて、環境省の研究プロジェクトが平成26年3月に出した「地球温暖化 日本への影響」という報告書によると、2090年代には1990年代に比べ
と予測しています。ふ~。
というシミュレーション結果も出ています。要注意!です。残念ながらCO2排出量は減っていませんし、今日ゼロになったところで、数十年間は温暖化は進行します。
自衛策として、猛暑日とのじょうずなつきあい方や身の守り方を、考え、試し、身につけていきましょう! 特に熱中症は「炎天下でばったり倒れる」というイメージがありますが、実際には屋内でかかってしまう人も多いとのこと。水分補給、室温調整など、気をつけて下さい~!