3.11は、私たちに「本当に大事なのは何か?」を考えさせる大きなきっかけともなりました。そして、GDPで測られる経済の大きさやその成長ではなく、国民の幸せを国の開発の根本に置いているブータンはひとつの素敵なお手本を示してくれています。ブータンのGNH(国民総幸福)の概念やその測定に造詣の深い草郷氏、日本でGNH研究所を主宰し、東京都荒川区のGAH(荒川総幸福)の動きを支援している平山氏、そして、GNHの今日の日本における意味合いを考えるエダヒロがそれぞれの知見や経験を寄せ合い、さらに鼎談を展開することで、ひとりひとりが「本当に大事なのは何か?」を考えるヒントやきっかけを提供します。