2月7日、環境省の研修所で、自治体の温暖化担当者を対象とした地球温暖化対策研修の1コマ「低炭素社会実現に向けた普及啓発のあり方について」の講師を担当しました。
全国の自治体から参加された約80人の担当者との3時間15分。普及啓発に関わる悩みや課題などをみんなで出し合い、コミュニケーション&マーケティングWGのこれまでの活動や成果、私の経験や試行錯誤の結果の学びなどをお話ししました。それぞれの今後の取り組みに少しでもお役に立てたらと思います。
何がテーマであっても意識啓発や行動変容、普及などは、なかなか成果が見えにくい取り組みです。なかでも、温暖化は、3.11後優先順位が下がり気味ということもあって、特に取り組みがやりにくいテーマになってしまっているかもしれません。
でもその間、温暖化の進行が待ってくれているわけではありません。行動変容や社会的受容性の回復のために、何をすべきか、みんなで考え、取り組んでいかなくてはなりません。
住民や事業者にどう伝え、巻き込んでいくか、だけでなく、そのまえにまず、組織内の他部署・幹部層にどう伝え、理解してもらい、リソースやサポートをもらえるようにするか、ということも共通する悩み/課題の1つであることがわかりました。
内外に向けてのマーケティングとコミュニケーション戦略をしっかり考え、進めていきましょう!