今年度2回目の富士通ダイアログを9月9日に開催しました。今回は「環境配慮の視点からサプライチェーンを考える」をテーマにディスカッションを行いました。
(左からエダヒロ、キヤノン株式会社 環境統括センター所長 古田 清人さま、イオン株式会社 グループ環境・社会貢献部 部長
金丸 治子 さま、有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役 小田 理一郎さま)
サプライチェーンの課題といえば、サプライヤーのリスク管理の話が多いですが、今回は、どうしたらサプライヤーとの信頼関係を築き、ともに価値向上ができるのかについても考えました。企業からは、富士通と同業のキヤノンさんと、異業種で流通業のイオンさんに出席いただき、実際の取り組みとその背景、サプライヤーとの関係性構築についての考え方や、抱える課題について共有いただきました。小田さんからは、有識者として、世界のサプライチェーンのうごきや、さまざまな業界の指標やNGOとの連携や評価方法を紹介、グローバル企業が押さえるべきポイントを話して頂きました。
企業側のサプライチェーンの悩みや課題はお互い重なることも多く、だからこそ業界・業種を越えて共に考え、知恵を持ち寄り、協働することの必要性を感じました。私たちには何ができるのか、私にとっても考えるよい機会になりました。
2012年からはじまったダイアログは今回で22回目!有識者の延べ参加人数は65人となりました。こうして、地道に着実に、さまざまなステークホルダーとの対話を重ねながら、環境経営を進めている富士通の取り組みは素晴らしいなあ!と改めて感じます。お手伝いさせていただけて本当にうれしいです。