今年度4回目の富士通ダイアログを11月18日に開催しました。有識者においでいただき、「SDGsに企業はどう取り組むか」をテーマに意見交換を行いました。
(今回は大人数の会となり、この写真には写っていませんが、後方にも参加者がいます)
9月に国連で採択されたSDGsは、途上国の開発が対象だったMDGsに比べて、先進国も含め、世界の全ての国を対象とする内容となっています。設定された目標を見ると、グローバル経済・社会システムを大きく変革していく必要があることがわかります。そのため、グローバルな企業の役割や影響がとても大きいと言えます。
では、企業は「SDGs」をどのように理解し、どのように向き合い、取り組んでいけばよいのでしょうか。そこにはどのようなリスクとチャンスがあるのでしょうか。
今回の富士通ダイアログでは、SDGsに取り組んでいらっしゃる研究者、JICA、企業の皆さまをお招きし、SDGsの策定の背景から、現場でどのように企業が取り組んでいるのかといった具体的な事例まで、知見や経験を共有いただきました。「社会貢献か、ビジネスか」「実例から学んだ、社内外を動かすコツ」など、さまざまな視点から、今後富士通が考えていくべきたくさんのヒントと学びをいただきました。
(左写真 真ん中:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 蟹江憲史さま)
(右写真 左から:独立行政法人 国際協力機構 民間連携事業部 連携推進課 安原 裕人さま、
同 企画部 国際援助協調企画室 主任調査役 岡田 未来さま)
(左写真 真ん中:株式会社リコー サステナビリティ推進本部 社会環境室 CSRグループ 赤堀 久美子さま)
(右写真 左から:同部社会環境室 CSRグループ グループリーダー 中本 映子さま、同部社会環境室 企画グループ 山谷 匡史さま、同部環境推進室 室長/審議役 佐藤 多加子さま)
今回はかつてないほどの規模となり、およそ40名が出席してダイアログを行いました。環境部門だけでなく、研究所、営業、教育に携わるメンバーも参加するなど、さまざまな部門での関心の高さがうかがえました。
2012 年からはじまった富士通の環境ダイアログも、今回で24回目(次回は節目の25回!)、有識者の延べ参加人数は75人となりました。
富士通の環境経営の向上につながるさまざまな助言や意見をいただける、この場は本当に大事だと思います。これからも、社会へのインパクトにつながる環境経営となるよう、しっかりお手伝いをさせていただきます。