4月30日~5月2日、東京都市大学枝廣研究室の今年のゼミ合宿内容の打ち合わせのため、熊本県水増集落に行ってきました。
滞在期間中はお天気に恵まれ、集落の共有地にある約8000枚のソーラーパネルはどんどん発電していました。各パネルの発電状況は1時間単位で確認することができ、集落のみなさんもスマホのアプリを使って確認しています。いつ見てもこのソーラーパネルの風景は圧巻です!
さて、現在水増集落では、幻の在来種「八天狗」の枝豆づくりを行っています。畑を見てみると、4月に植え付けした枝豆の小さな芽があっちにもこっちにも。がんばれ~! 八天狗の大豆はとても味が濃くておいしいので、枝豆もとっても楽しみです。
ところで、ブルーベリーのお花って見たことありますか。
紫色の果実はよく見ると思いますが、お花はとてもかわいらしい薄ピンク色をしています。昨年から植え始めたブルーベリーの木から挿し木をして、さらに増やす予定だそうです。集落の80歳の方は「今まで長いこと農業をしてきたが、ブルーベリーを育てることは初めて。分からないこともあるが楽しみが増えた」と話してくれました。何歳になっても新しいことに挑戦し、楽しみを見出す姿勢は素晴らしいなと思いました。
タケノコ堀りも体験させてもらいました。水増に生えている竹は孟宗竹でとても太く立派です。そのタケノコをお昼にご馳走していただけることになったのですが、なんと、タケノコを竹で煮るのです!
竹に含まれる油分はとても燃えやすく、香りも良くなることから、集落では「タケノコを炊くのは竹がイチバン!」と好んで使われています。
新たな取り組みにチャレンジし、訪れるたびに魅力が増えていく水増集落。
今年のゼミ合宿も、集落のみなさん、学生の両方にとって良い学びと発見の場となるよう準備を進めていきたいと思います。8月の合宿のレポートをどうぞお楽しみに!