11月11・12日に開催されたしあわせの経済世界フォーラムに参加してきました!
このフォーラムの呼びかけ人であるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん、辻信一さんをはじめ、世界・日本各地でローカリゼージョンに取り組むリーダーや、地域で「しあわせの経済」を実践している方々など40名以上のゲストが登壇し、それぞれの取り組みや考え方を紹介してくれました。特に海外ゲストの話は、まだ日本に伝わってきていない事例も多くとても興味深い内容ばかりでした。
参加者の方も、2日間合わせて1700名の方が参加されたと聞いています。私も当日会場にいましたが、全国各地から多くの方が参加されていることにこの分野についての関心の高さをとても感じました。
2日目に、イギリス・元ブリストル市長のジョージ・ファーガソンさん、韓国・全州大学教授の許文卿さん、コモンズ代表の大江正章さんと一緒に「地域経済を取り戻す」をテーマに、各国の取り組みや事例を持ち寄り、分科会を企画しました。
80名以上の多くの方に参加していただきました!
私は、地域経済を取り戻すための3つのポイントを紹介しました。
(1)不安定・不確実な時代を生きていくなかで外からの変化があってもしなやかに立ち直る力「レジリエンス」を高める必要があること
(2)暮らしや経済に必要なものを地域内でできるだけ漏らさず地域内で循環させる「漏れバケツ理論」
(3)地域経済を取り戻す取り組みを先進的に行っている事例として島根県海士町と北海道下川町の取組み紹介
日本各地の地域で、今後さらに循環型の地域経済を取り戻す動きが広がっていくことを願っています。