(今回はスタッフの寄稿です)
一般社団法人あすびと福島は東日本大震災で原発事故の被害にあった福島県南相馬市で、福島の復興を担う人材育成のための仕組みづくりを企画・運営している団体です。長期を要する福島復興のために、次代を担う若い社会起業家=「福島型アントレプレナー」の早期育成に取り組んでいます。トップランナーとなる若い人材が事業を起こして復興に貢献する。さらに、その姿を見て育ったさらに若い世代が、自分も事業を起こせるようになろうと挑戦する、といった良い循環が起きるよう、世代ごとに段階を踏んだ成長の種を提供しています。イーズではこれまでエダヒロが福島県内の高校生・高専生向けのオープンスクール講師としてお手伝いしてきました。現在はアメリカの寄付支援団体※GlobalGivingを通じて継続的に寄付を募ることができるよう、イーズのスタッフが2017年の登録申請から定期的にGlobalGivingに提出する活動レポートの翻訳などお手伝いをしています。
2019年2月は小中学生を対象に半導体の役割について学ぶスクール開催の活動レポートを翻訳させていただきました。小中学生が定期的に開催されるスクールで様々なこと学び、自分たちで実践していくことで色々気づいていく様子を、海外の人たちにどうやって分かりやすく届けることができるか、あすびと福島のみなさんに確認しながら翻訳しています。
震災から立ち直るための福島の土台づくりに挑戦している活動の一端に関わることができるのは、イーズとしても大変やりがいを感じています。今後もあすびと福島のみなさんに伴走する気持ちで活動を応援していきたいと思います。
※GlobalGivingとは2002年に設立された米国の寄付支援団体です。災害や貧困、子供たちの教育など、世界中で起きる問題に取り組む団体が登録しています。
GlobalGiving Asubito Fukushima
https://www.globalgiving.org/donate/40599/asubito-fukushima-general-incorporated-association/