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2020

2020
Sep
14

オンラインで読書会を開催しています

2020年09月14日

イーズは、幸せ経済社会研究所(通称「幸せ研」)という研究所を持っています。
幸せ研の活動のひとつとして、読書会形式の勉強会を行っています。

2011年6月よりスタートして、あっという間に9年が経ち、先日ついに第100回を迎えました!
この9年を振り返ると、人口減少、定常経済、幸福度、東洋思想、AI・IT、日本の歴史などさまざまな観点から、ほんとうに幸せで持続可能な社会の実現にむけて、毎月みなさんと一緒に勉強し、議論してきたことを思い出します。

これまでの読書会では実際に会場に集まり、課題図書について私が説明をしつつ、小グループに分かれて、ディスカッションやワークを通じて筆者の考え方そのものや、日常生活に落とし込んでみて考えた場合などについてともに考える形で実施してきました。

しかし、コロナウィルスの影響が広がって、集まっての読書会が開催しにくい状況が続きました。
このような状況のなかでも、学ぶこと、考えることは止めたくない! と思い、現在はオンラインで開催しています。 

参加者のみなさんの声もお聞きしながら工夫して実施していますが、
何回かオンラインで開催してみてよかったと思うことは、全国からご参加していただけることです!
「これまでは直接会場に行くことが難しかったけど、オンラインだと自宅から参加しやすい」「青森と鹿児島からご参加の方とお話できて嬉しい」などという声もたくさんいただいています。
お住まいの地域や周りの環境によって、感じる「幸せ」「経済」「社会」は人それぞれ異なることと思います。
その多様な視点を持ち寄り、ともに学び合えることは、
持続可能で幸せな社会の実現に向けての大きな力となるのではないでしょうか。 

さて、先月開催した節目となる第100回読書会では、次の100回に向けて私が大事だと思うテーマのひとつ「レジリエンス」を挙げ、課題書には私が執筆した『レジリエンスとは何か』と、ハーバード・ビジネス・レビューの『レジリエンス』の2冊にしました。

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 「レジリエンスの高い人と低い人は何が違うのか」を考えながら、課題書で紹介されている研究や事例からレジリエンスを高い人の特徴や高めるために日頃から実践できるエクササイズを紹介しました。
また、「レジリエンスに必要なのは、忍耐ではなく回復のための時間」ということから、コロナ下で変化した仕事環境や生活環境のなかをお互いに振り返り、改めて自分自身にとって大事だった時間や習慣に気づく瞬間も多くあったようです。

 参加された方の声を一部紹介いたします。

・初めて参加しましたが、聞くだけでなく、参加者間の交流も図りながら、学んだ内容を消化していくこの読書会の進め方はとても楽しく、有意義な時間でした。

・レジリエンスは、今、自分がもっとも身につけたいものなので、もう一度振り返り、今日の話を自分事にしていきたいと思います。

・困難な事の受け止め方は、いい気づきになりました。

・軽やかに生きるをモットーに仕事も趣味も生活も過ごしていきたいと思います。

 

第100回読書会やこれまでの読書会も音声講座というかたちで学んでいただくこともできますので、
当日参加できなかったけど、興味のある方はぜひ!
https://www.ishes.org/reading/  

 過去100回の読書会で取り上げた課題書についてはこちらからご覧いただけます。
https://www.ishes.org/news/2020/inws_id002827.html

 

次回は、9月25日(金)18:30から開催する第101回は、『脱プラスチックへの挑戦』を課題書に取り上げます!

日本でも7月1日からレジ袋の有料化が始まりました。
世界や日本ではプラごみ問題にどのように取り組んでいるのか? プラごみ問題を解決するにはどうしたらいいのか? さまざまな視点から「脱プラスチック」について一緒に考えてみませんか。

ご興味のある方はぜひご参加ください! 

▼お申し込みはこちらから
https://www.ishes.org/news/2020/inws_id002819.html

 

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