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2020

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Oct
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「地域経済循環セミナー」を実施しました

2020年10月05日

こんにちは、有限会社イーズ アセスメント・見える化ユニットの小野雄也です。

早いもので2020年も残すところ、あと3ヵ月ですね。今年は世界各国でコロナの影響がありましたが、今ではニューノーマルな生活を目指し、社会全体で少しずつ適応策を実践できつつあるのかなと思います。今回の話にも繋がりますが、イーズではこれまで地域に行って講演を行ってきました。しかし、今ではコロナ対策を意識して、講演を全てオンライン上で行う取り組みを実施しています。

また、その内容をオンデマンドで提供することで時間や地理的な制約を超えて、その内容を知りたい人に提供することが出来るようになりました。オンデマンド動画は聞きなおすこともできますし、自分のタイミングやスピードで学ぶことが出来るのも魅力だと思います。興味関心がありましたら、最後に情報を載せておきますので、ご覧ください。

さて、9月28日(月)、石川県宝達志水町からご依頼を頂き、オンラインセミナー&ワークショップをさせて頂きました。

テーマは地域経済です。もともと前述のオンラインセミナーに宝達志水町役場の方が参加されており、そこでお話した各地域の事例や漏れバケツなどの話を地元の人たちにもして欲しいと言って頂いたことがきっかけで、今回のセミナーに繋がりました。参加者はコロナ対策を意識して少数になってしまいましたが、町役場や地元商工会、お店をやっていらっしゃる方など地元の経済を考える上で必要不可欠なステークホルダーを含むことが出来ました。

セミナーでは、各地域の先進事例や漏れバケツ理論、産業連関表の紹介から具体的な活用方法までをかみ砕いて説明しました。その後のワークショップでは、セミナーで知った知識と事例をわがコト化したとき、宝達志水町ではどんな課題や対策が考えられるか?など、それぞれの意見をぶつけて、全体議論を行いました。

ファシリテーションは当社の横山が担当したこともあり、白熱しつつも和気あいあいとした議論になりました。リアルでのやり取りと異なり、オンラインだと意思疎通の為の音響環境が重要ですが、町役場の方が完璧に準備してくださったお陰でスムーズに運用することが出来ました。

参加者の方も仰っていたことですが、以下のお話は他の地域でも共通するのではないでしょうか。

  • 地域のことをみんながそれぞれ考えているが、集まって意見を出し合い、議論する機会は今までなかった。
  • 外部の意見は参考になるが、地域の様々な状況が異なる為、宝達志水町版にアレンジすることは意外と難しく、サポートが必要。
  • 公平性や意見のまとめは重要だが、誰がやるのか難しい。

各地域の事例や知識をご紹介するのはイーズの重要な役目だと思いますが、上記のような悩みに対して第三者のイーズだからお役に立てることがまだまだあるなと感じました。

今年度、イーズでは7つの地域と一緒に、十数個のプロジェクトをご一緒させて頂いています。各地域でやってよかった!ほかの地域でも是非!と言ってもらえるように伴走していきたいと思います。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

20201005kyosonikki.jpgオンラインセミナーの様子

 【オンデマンド講座】地域経済循環セミナー(4回シリーズ)
https://www.es-inc.jp/seminar/2020/smn_id010680.html

 

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