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えだブログ

2004
Jul
05

献血ができなかった理由&翻訳道場

2004年07月05日

 生活クラブ生協での講演は、生産者の方とのお話でも盛り上がって、楽しかった。すごく熱心に聴いて下さったので、つい話が延びてしまった。(^^;

 無事終了して、ルンルンと紀伊国屋書店の隣のビルの6階にある「お気に入り」献血ルームへ。ところが、なんと大変混んでいて「1時間半待ち」であった。すごい~。(@_@);;;;

 若者ばかりである。みんなで献血の順番を待っている。私は「あー、日本の将来も大丈夫かもしれない」と胸を熱くした。「平日に出直してきますね」と受付の人に伝えると、これも若い担当者が、申し訳なさそうな顔で「すいません、よかったらジュースでも飲んでいってください」と言ってくれた。

 まさかジュースだけもらうわけにはいかないので、手を振って出口へ。「じゃあ……」と向かった先は、数週間前に飛び込みで行ったらなかなかよかったマッサージ屋さんである。(^^;

 今回の担当は若い人だったが、これがなかなかすごい人で、もみほぐしながら「パソコンの画面が目線より高い位置にありませんか?」「机自体も高いでしょう?」とずばずば私の仕事環境を当てるのである。どこの筋がどう張っているかでピタリとわかるという。すごい~。

 このすごーい人から「かなりの重症です」との診断。でも感心したのは、「だからできるだけ通いなさい」とは一言も言わず、自分でできるストレッチやツボを次々と教えてくれるのだ。実際には筋肉の数だけ教えてくれるもんだから、すっかりごっちゃになって、何が何だかわからない状態になってしまったのだが(^^;)、この「惜しみなく与える姿勢」に感銘を受ける。サービス業の真髄だなぁ。。。

 教えてもらいすぎて、すっかりワケがわからなくなった私は途中で「ま、いいや、また来ればいいもん」と思ったのだった。(まさかこれが相手の思うツボ? ^^;)

 昨日は、「売れる翻訳ができるようになるための翻訳道場」第2回。4時間びっちり、演習や振り返り、コメントなどを重ねていく。型にはめるより、それぞれ自分のスタイルを見つけ、伸ばしていくことが大事だと思っているので、「正解」は出さない。だいたい翻訳に「正解」なんてないもの。

 昨日はティータイムに、出版翻訳の企画書の書き方、売り込み方、出版翻訳のデビューへの道、という話しもした。自分の読んだ原書を「ぜひ出したい!」という思いの人がけっこういるんだなー、と思った。私の辿ってきた道や経験、人的コネクションが役立つならうれしいことであるよ。

 みんな、がんばろ~。 日本で出されるのを待っている本はいっぱいあるのだから!

 

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