いまごろ成田空港に向かっているはず。アラン・ウィークが終わった。
一瞬一瞬が楽しかった。バラトンの合宿に行ったときもそうなるのだけど、話しているとどんどんアイディアや思いつきが出てきて困っちゃう、という状態になる。
アランも、「それはオモシロイねえ。じゃあ、こういう場合はどうなるんだろう?」とそのうえに重ねていくので、どんどん展開していって、ふたりして「そんなこと、思ってもいなかったけど、できるねぇ!」「きっといいねぇ!」「やろうか」「やろう」ってなノリである。「ノル」という言葉を実感することであるよ。ほんと、楽しい。
昨日の午後はJFSと最後のミーティングをして、ビール&ワインで小さなフェアウェルパーティ。ギターを抱えて来てくれたので、歌も歌ってもらう。私のリクエストはもちろん、「バラトン」!
まだ2回しか参加していないのに、この歌を聞くと、バラトン湖の日の出やいろいろな参加者との軽いお喋り、深いお喋り、真剣な討議、みんなで劇をやって笑い転げたこと、アランを囲んで歌を歌ったことなどを思い出し、「懐かしい気持ち」がじわじわしてくる。今年の合宿が待ち遠しいことであるよ。
最後に、アランがすごいプレゼントをくれた。その重みに(本当に重い。^^;)涙がこぼれそうになった。これを私に、と思ってくれたこと、はるばる重いのに持ってきてくれたこと。そういう話はしていなかったのだけど、私がやりたいと思い、いろいろ試行錯誤やってきていることをわかってくれている、ということ。私にどこまでできるのかわからないけど、背筋が伸びる思いがする。
お返しに、私もアランに、小さいけど重いプレゼントをした。たくさんの仲間の前だったので、詳しく説明はしなかった。でも、心の深いレベルでわかってくれたはずだ。言葉を介さずに話ができるって、とても面白い。
アランとのいろいろな共同プロジェクトが始まる。楽しみだ。
本当は余韻に浸っていたいのだけど……なかなかそうは問屋が下ろさず、切り替えなくてはならない。今日は小学校の校長先生たちにお話をさせてもらうことになっている。とっても素敵な校長先生がいらして、もともとはその方のお声掛けなので、張り切っている。楽しみ~。
明日は……と手帳を見てみたら、なんと7月2日からノンストップで、18日まで駆け抜けることになっている。そのうえ、「朝2時起きでなんでもできる!」③の原稿締切が16日なのである。うー、そのまえにもうふたつ原稿の〆切があった。
まあ、これが現実である。そういえば、アランに「胡蝶の夢」の話を教えてあげようと思っていたが、叶わなかった。今度ハンガリーで教えてあげようっと。