1~2日は奈良の桜井へおじゃましていた。
子ども(小さい子ども~小学生)が参加するイベントで、環境の話を、ということだったので、子どもたちが走り回れる(走り回ることに意義がある)遊びを入れてみた。子どもたちは、雨つぶになって、地球中を走り回るのである。
初めての試みだったけど、楽しかった。子どもたちも楽しそうで、休み時間になっても雨つぶたちが部屋の中をぐるぐると走り回っていた。これは面白い方法だった。
朝早く乗った新幹線のなかで、私は一生懸命、この遊びに必要な道具を作っていたのだけど(まるで内職である。新幹線が揺れるので、酔ってしまったが・・・)どうも貧弱で、これじゃ、子どもたちの扱いには耐えられないなー、と思っていたら、このイベントの実行委員長が木材業者さんで、「まかしとき!」とすぐに、木でステキに作って下さった。すごい~! とっても素敵。もらって帰りたかった~(ちょっと重いけど。^^;)
室内の時間のあとは、子どもや親たちとごみ拾いをしながら河川敷へ。地元の名産三輪そうめんが待っている。おいしかった。そして、灯籠流し。私もお願い事を書いて、流させてもらった。
自分の灯籠についてゆっくりと川辺を歩く人。走り回る子どもたち。日暮れがどんどん濃くなって、上着がほしいほど風が冷たくなって、川面にゆらゆらとロウソクの灯りが揺れる。
このイベントは、2004大和さくらい万葉まつりのプレイベント。本番は、9月11日。私はハンガリーへ行っているので参加できず残念だけど、とっても素敵なイベントになりそう。
翌日は、イーズで扱わせてもらっている「やさしい積み木」を作っている知的障害者更正施設「そよかぜ」さんにおじゃまして、作業風景を見学させてもらった。積み木に関わっている方々も来てくれて、意見交換&作戦会議。楽しい時間だった。
そのあと、2年前にも連れていってもらった、吉野杉の端材で割り箸を作っている西窪さんのところに、もう一度お願いして連れていってもらった。2年前と同じ、素敵な笑顔。もう半世紀近く割り箸を作り続けている西窪さん。作戦会議。これはいけそうだ!
2日間にいっぱいアイディアや思いつきが出てきて、いろいろなサンプルをもらって帰る。あとは私のほうがどうカタチにするか。楽しみである。
さて、今日は午前中横浜で講演のあと、その足で、米子へ。明日は取材。夜遅く帰京。