丹後の帰りに、京都駅で青山さんが拾ってくれて、京野菜のおいしいお店に連れていってくれた。いまが旬の賀茂ナス、野菜の炭火焼き、その他いろいろ、もうサイコ~。
翌日、京都だけではなく、大阪・東京でも大人気の和菓子屋さん、仙太郎さんのところに連れていってもらった。社長の田中さん、とっても素敵。私も小さな会社を持つようになったので、「ああ、こういうふうに、自分の会社を作っていきたい」と少年のような田中さんのお話を聞きながら、しみじみ思う。
工場では職人さんたちがいろいろなお菓子を作っていた。仙太郎さんは、機械を使わない。20年前に「捨てた」そうだ。「だって、機械じゃ、おもしろくないから」と田中さん。
真剣なまなざしでひとつずつ鉄板で焼いている六方焼きを、田中さんがホイと手に取ると、渡してくれた。青山さんと半分コ。これがもう最高!だった。皮のところがカリっとして、餡の温かみも口にやさしく、「まさに口福~!」って感じ。
今度は栗拾いができるころにまたおじゃましたいなあ。うれしい時間だった。青山さん、本当にありがと~。
帰宅したら、新聞の山を抱えて、ハムスターのプチが待っていた。「今回のオリンピック、日本は強いよ~」とウキウキしている。
ふむふむ、水泳の個人やメドレーを見る。体操も団体での金メダル、個人競技でも銀や銅。すごい~! おや、今日はシンクロをやっている。ペアでの競技は、銀メダルか・・・。
「シンクロ、個人競技でもがんばってほしいよね!」とプチに言ったら、「……。どうやってひとりでシンクロやるねん」と白い目をされてしまった。(余談だが、ハムスターはつぶらな目をしているので、白目はなかなかお目にかかれないのである。^^;)