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えだブログ

2004
Sep
03

クマさんとドングリ

2004年09月03日

 クマさんに会った。会議室でぱっと来て、「これ」と紙袋を渡してくれた。
 包み紙に「あい百選」と書いてある。愛を100もありがとう! 包みを開けたかったけど、さすがにまわりに人がいっぱいいるのでやめておく。帰ってからのお楽しみ~。
 そういえば、クマさんはちょっとぼーっとしていたようだ。東京の人混みはつらいもんねえ。

 今日は、愛知万博の会議だった。万博協会主催で、3~9月「メッセージイベント」がおこなわれ、月代わりのコーディネータがいろいろなテーマで、イベントをコーディネートして、メッセージを発信していこう、というプロジェクトだ(ということがわかってきた……。^^;)

 私は7月担当。環境や持続可能性に関する教育、がテーマである。先日コーディネータの名簿を見て、びっくり、重鎮やベテランが勢揃いであって、私なんかが入っていていいのかなあ?という感じ。キャンドルナイトの竹村さんを見て、ちょっと気がラクになる。

 今日は第1回のコーディネータ会議で、万博協会の事務総長からチーフプロデューサーの方々、経産省や外務省の室長さん、総合プロデューサーの東大の木村尚三郎先生などなど、「やっぱり私が最年少だろうなあ」という感じであった。

 が、予想どおり、竹村さんと一、二を争って、発言したのは私だった。だって、話を聞けば聞くほど、感心するとともに、言いたいことがでてくるんだもん。このあと、どうなるのかなあ?
竹村さんは4月である。私はまだ余裕~。(^^p

 この会議が内幸町で、次が有楽町だったので、歩いていくことにした。お日様も風も気持ちがいい。急ぐ必要がなかったので、好きなMDを聞きながら、ぶらぶらと日比谷公園を歩く。

 噴水の水が風で霧状に舞っている。お、涼しそう!と思った瞬間、小さな男の子が霧しぶきの輪の中へ走っていった。あら、お母さんに呼び返されている。私はさすがに走り込まなかったけど、歩いて霧しぶきのなかに入っていった。あー、気持ちいい。

 ちょうどそのとき、いちばん好きな曲がかかったので、ついステップを踏んでしまった。霧の中だから、見えないだろう……というわけはない。ぐるりと噴水を囲むベンチに座っていた人々には、涼しやかに見えたか、暑苦しかったか、わからない。(^^;

 有楽町での用事も終えて、地元の駅まで帰ってきて、坂道を上がっていたら、保育園の前の道ばたに、どんぐりが3つ、置いてあった。あら、だれかが集めて置いたのかな?と思ったら、そこここにある。見上げれば、どんぐりの木。
 
 ほー、秋だなあ、と思わず拾い始めたら、あそこにも、ここにもある、あ、あっちにも……と、まるでトトロのメイちゃん状態で、よそ行きのワンピースに2つも鞄を持った姿で、どんぐり拾いに夢中になってしまった。(別に山の中ではなく、一応、車道である)

 と、「あ、枝廣さん、先日はどうもー」とわざわざ近づいて声をかけてくれる人がいる。マンションの管理人さんだ。「いえ、こちらこそ~」なんて、もぞもぞと立ち上がった私の手を見て、「おや、どんぐりですかー」。「はー、秋ですねえ」とワケの分からないことを言いつつ、さらなるドングリ拾いをあきらめる。ジモチーの不便さ、であることよ。

 帰ってから、クマさんのプレゼントを開けた。「うまいっ手羽」という名古屋名物の手羽先だ! わーい、名古屋の手羽先、食べたかったんだ~! 

 うつぼの思うつぼ、とか、うまいっ手羽、とか、こういうネーミングだけで、とってもハッピーになる。さあ、ビールを出そうっと。

 そういえば、朝日新聞社から出してもらった「7分後、7年後の幸せなあたなへ」の本のタイトルは、私は最初、「今日もごきげん!」とつけていた。

 そう、今日もごきげん!である。(^^;

 

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