昨日のメールニュースで、バラトン合宿の報告記を書きました。実際の場所やひとびと、雰囲気を少しでもお伝えできれば、と写真を少しご紹介します。
バラトン合宿の朝です。一度も雨も降らず、ずっといいお天気でした。
朝は7時半頃からの朝食ではじまりますが、1日がはじまるとなかなか落ち着いて話ができないので、毎朝こうして朝焼けを見ながら、アランと散歩&話をしました。お互いの活動の話のほか、これからいっしょにやりたいことをいろいろと相談しました。
サンタクロースみたいな人が、デニス・メドウス氏です。今年に入ってから髭を生やしだしたらしく、待ち合わせのブダペスト空港で、私はデニスだとわかりませんでした。(^^;
合宿をしていたホテルです。2階建ての建物が美しい中庭をぐるりと囲んでいます。30室ぐらいのこじんまりした素敵なホテルです。かつて、王室の馬を育てていた場所だそうで(近くに馬場もあります)、この建物は欧州の億万長者が買い取って、瀟洒なホテルにしたそうです。
まわりには家も何もなく、森の中にあります。90分ほどの遊歩道が4本ほど整備されていて、いろいろな樹木の植えられた庭園や、ただただ広い牧場、野生種に近いのかな、珍しいブタを飼っている場所など、毎日散歩しても毎回新しい発見がありました。
この中庭のあずまやはとても気持ちがよく、よくここでワークショップをやったり、だれかと話し込んでいるようすが見られました。中庭のぐるりにも、ベンチやテーブルがあって、コーヒーやワインを片手にお喋りする場所には欠きません。
ワークショップのヒトコマです。部屋にこもって......ということはまずなく、みんなすぐに外に出たがります。(^^;
これはアランがコーディネータになって、「バラトンの今後」を考えているところです。フリップチャートに立っていっては、フィードバックループのダイアグラムを書き込みます(私もやってみました)。
ミーティングやワークショップのあいまに、けっこう遊びます。(デニスが率先している。^^;)
今回はデニスが、Petanque(ペタング)というフランスのスポーツを教えてくれました。フランスではサッカー450万人に対して、ペタングを楽しむ人は600万人というほど、メジャーだそうです。
写真ではわかりにくいですが、2人ペアになり、小さな赤い玉を投げておいて、自分の鋼球(けっこう重い)をそのできるだけ近くに投げます。赤い玉にいちばん近い人が得点をもらい、13点先取、というゲームです。
デンマークのニルスとロシアのナターシャが組むというので、デニスが私に声をかけてくれました。「やり方を教えてくれたらやってみる」と、やってみたら、私がいちばんじょうずで、大差を付けて勝ちました。
デニスが「どうだい、私はペアを選ぶ目がいいだろう!」と威張るので(^^;)、翌日、ニルスとナターシャがリベンジを申し込んできました。またもや大差で勝ちました。デニスは「今度、フランスの大会にいっしょに出ないかい?」と笑っていました。
これ、とてもスローなスポーツで、楽しかったです。帰国して調べたら、日本でもあるようですね。今度、セットを買って、やってみようかと思っています。
バラトン合宿では、かならず「遠足の日」があります。午後を使って、近くの村へ行ったり、ハイキングをしたり、湖に遊びにいったりします。今年は、近くの村へ行き、教会でパイプオルガンの演奏を聞かせてもらいました。そのあと、司祭さんが出てきて、教会の由来や建築物について、英語で説明してくれました(ハンガリー訛りが強くて......。_ _;)
毎年、遠足日の夜は、外で食事をし、地元のプロに来てもらって、ハンガリー・ダンスを楽しみます。男女組みのダンス、とても素敵です。最後はいつも、ダンサーが客席?に来て、私たちも誘ってくれます。私もいつも、率先して?踊ります。
さて、最後の夜はバンケット(晩餐会)といって、フォーマルな(といっても相対的に、ですが。^^;)洋服での参加が求められます。私は今年、ゆかたを着て出ました。(珍しがられ、いろいろな人がいっしょに写真を撮ろうよ、と言ってくれました)
こちらが、ジョセフ・テインター氏です。(もらった本といっしょに)
こちらが、ブライアン・ウォーカー氏です。
そして、おなじみ(?)、アランです。
晩餐会のあとは、アランのギターで歌を楽しみました。
とまあ、こんな感じの楽しい合宿でした。