歩けるようになったとたん、歩けなかったあいだに先送りしていた仕事がいっぺんに降ってきた。今週は延期してもらった取材などが目白押しである。(そのなかに、足とは関係ない原稿締切が数本まざっていたりする......)
今日は、雑誌古紙からトイレットペーパーを作っている共働学舎さんと、そのペーパーを作っている富士市の工場の取材。うちもオフィスも、ここのトイレットペーパーを使わせてもらっている。
このトイパーとの出会いは、JFSその他でお世話になっているマツモトさんが教えてくれたのである。マツモトさんは「こういうのがあるんですよ、ウチもいつも使っています」と言って、ついでだから、と一包み(っていってもロール60個ぐらい)を送ってくれたのである。
話だけ聞くのと、実物を見せてもらい、使わせてもらうのでは、やはり説得力が全然違う。かくして、以来ずっと、共働学舎さんにお世話になっている。ので、今日はとても楽しみ!
「北極星」の翻訳の原稿は、予想どおり、たくさんのポストイットをつけて戻ってきた。いや、もっと満身創痍を予想していたが、これぐらいなら「よおし!」と思える。(つきあいの長い編集者なので、このあたりの手綱さばきはさすがである。^^;)
私より先に、ポストイットをめくっていたハムスターのプチが、「エダヒロ語ってなあに?」と言う。「なに、それ?」と私。
見るとポストイットのあちこちに、「ここはエダヒロ語にしてください」「このままでももちろんわかりますが、エダヒロ語のほうが望ましいです」とか書いてある。
うー、私は英語から日本語に翻訳したのであるが、さらに日本語からエダヒロ語に翻訳しろという指示である。エダヒロ語への翻訳は高いんだぞ~。(^^;
それにしても私は幸せだなあ、と思う。アマゾンで見ると(自分では数えられなくなっている......)私の著作と翻訳は、朝2時③で19冊目らしい。今月末に「話し方コーチング」の本の翻訳が出るのが20冊目。この「北極星」が21冊目になりそうだ。
この21冊のそれぞれが、「自分をどういう方向に一歩進めてくれたか」、私は書き出すことができる。石畳の石のひとつひとつのように、「このおかげで先に進めた」と、どれについても言うことができる。これは本当に幸せなことであるよ。(たとえエダヒロ語という新領域であっても。^^;)
まえに「一生で50冊ぐらい書いたり訳したりできたらいいな」と書いたことがある。いまの勢いで放っておくと、150冊ぐらいいきそうなので、いかに抑えるか(自制心)がカギである。
しかし残りの30冊のそれぞれも、「新しい方向に自分を一歩進めてくれる」本になるはずだ(というか、そういうものだけをやりたいと思う)。
もし50冊を超えるとしたら、プチと共著で「プチ語録集」とか、「ハムスターのためのビジョンづくりと自分マネジメント」とか、「国際化時代におけるハムスターの心構えとコミュニケーション」とか「ハムスターの北極星とヒマワリの種の関係」の本を出そう。(^^;
ところで昨日も聞かれたのだが、「プチって実在するんですか?」「プチはご主人のことですか?」と言われるたびに、プチは「失礼しちゃう!」とふくれております、はい。(^^;