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えだブログ

2004
Oct
20

ハッピー名人伝?

2004年10月20日

 今日は愛知県で取材。台風に突っ込んでいくような気がするなあ。(_ _;

 ところで、数日前に、「数年前に、『最近の自分は落ち込まなくなったなあ。もう一生このままでいけるのかなあ?』と思ったことがある」ことを思い出した。

 ちょっと複雑構文なので読解すると、

1)私はかつて、けっこう傷つきやすく、よく落ち込んでいた。

2)落ち込んでいる自分のいやな悲しい気持ちを避けたくて、人との軋轢があっても落ち込まないくふうや、自分をできるだけいつもハッピーな状態にしておくための方策をいろいろと実行していた。

3)少しずつそれが効果を奏していった。

4)そんな意識的な努力を始めて数年経ったとき、「あれ、そういえば、この頃落ち込んでないなあ。もしかして、このまま一生ハッピーでいけるのかなあ?」と思ったのである。

5)そしてそんなことも、意識的な努力をしたことも忘れて、ただハッピーに生きてきたのがこの数年間である(単にノーテンキ、ということかもしれない。しかし、「そんなことも、努力したことも忘れて」というのは、まるで中島敦の作品みたい。「ハッピー名人伝」? ^^;)

6)つい先日、そう思ってからさらに数年、ますます落ち込まない土台が堅固になっている自分を発見したのであった。(単に、順調にオバタリアンになってきた、ということかもしれないが。^^;)

 もちろん、いまだっていやな思いをすることはあるのだけど、もともとそういう思いをあまりしなくてよいような状況に自分を置くようにしているし、たとえ、いやな思いをしても、一時的なものだとわかっているし、実際割とすぐ忘れるのである。(単に、ハッピーな物忘れ、ハッピーな年の取り方、かもしれない。^^;)

 で、「4)を思い出した」ということは、これはエダヒロ流心理学的に分析すると、「次の段階へ進め」というサインなのである。

 ということで、次の10年間の「人間としての勉強」の方向が見つかった。ひとつのイニシエーションである。ここ数ヶ月実際にそうなりつつあったのだけど(なので、自分で意識する前に、「何となく」わかってきていたのだ)、読書リストがかなり変わりそうである。

 「で、こうなってんの~?」とハムスターのプチ。ここしばらくどんどん「これは!」という本を買っていたために、書棚に入りきらず、机の上に山を築きつつあるのだ。うむ。イニシエーションもけっこう大変なのである。(^^;

 

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