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えだブログ

2004
Nov
11

レスター

2004年11月11日

 昨日の朝は、早起きをしてしまった。1時に起きると、朝の時間が長くてよいなあ。(^^;

 7時まえに家を出て、帝国ホテルにレスターを迎えに行く。5月ぶり、かな。いつもと変わらず元気そう。主催者の方々に見送っていただいて、タクシーで出発。新幹線では、大統領選の話をしていた。

 名古屋へ向かう。中部経済同友会の講演会である。久しぶりの同通。

 そういえば、9月にハンガリーのバラトン合宿から戻った翌日は、朝から夕方まで、同時通訳の仕事だったのだが、英語はすばらしくよく聞こえるのに、日本語が出てこなくて焦ったのであった。今回は、昨日1日日本語をしゃべっているので、まだだいじょうぶだったみたい。

 同通のパートナーはやはり東京から来てくれた、このギョーカイでは珍しい男性である。ときどき組んでいるので気心も知れていて、特に波長が合うというか、組みやすい人なので、とっても和やかな通訳ブースの雰囲気であった。

 彼とは10年ほどまえに、私が同通かけだしだったころ、いっしょにインドでのセミナーの同通に行ったことがある。あのときはさあ、なんて話をしながら、終了後、駅まで向かう。レスターはこのあとは別行動なのだ。

 インドでのセミナーは、部屋の後ろに、なんだか台の上にしつらえられた同通ブースが危なげで、しかも椅子が高くて、足をブラブラさせながら通訳していた思い出がある。(と言ったら、彼は足が届いたらしく、覚えていないという。^^;) 珍しいことに心理学出身の人なので、そういう方面でも話が合って、楽しく名古屋駅まで出て、バイバイする。

 新幹線で新横浜へ。まだ夕方で時間があったので、駅の近くのマッサージ屋さんに駆け込んだ。肉離れを起こしてからいっそうヒドイ状態だった上、海外での英語のプレゼンで、さらに肩こりが悪化していたからだ。

 足をかばって歩いているからだろう、腰がヒドイという。「肩もハンパじゃないね。女性でこんなにガチガチの人はいないよ」と言われる。「筋金入りでしょう!」と返したいところだったが、それでもかなりラクになったみたい。

 揉んでもらいながら、12日のレスターの会で私がプレ講演する内容を考えていた。せっかくロンドンでいろいろ学んだり刺激を受けてきたのだから、これまでと違う構成にしたいと思っていて、いくつかの思いつきを「揉んで」もらったみたいな感じ。(^^;

 帰りの電車で、揉まれた思いつきを箇条書きにする。

 今朝、それをパワーポイントにした。作っているときに、ロンドンでワークショップを行ったカレッジの主任教授が、私のプレゼンを気に入ってくれて、ぜひ特別講義で話をしてもらいたいと考えている、というメールが来た。

 私の今回のプレゼンは、「コミュニケーションの3原則」でいえば、「思い」と「内容」はあったにしても、「スキル」の点では、100点満点で5点ぐらいの出来である、と自分では思っている。最近『デーリー先生の話し方コーチング』という、まさにどうプレゼンをすればよいか、という本を訳したのだが、訳すのと実際にやるのは、また別物なのだ。(_ _;

 どうやって改善できるか考えていたところだったので、いただいたメールはとてもうれしかった。スピーチは(そしてその他の多くのことも)実際にやってみないと、実際の改善にはつながらない。また実際にやってみる場がもらえるとしたら、本当にうれしいことであるよ。

 今日は午後からレスターの講演(の同通)。懇親会まで出てホテルまで戻ってから、少しおしゃべりできそうだ。

 そういえば、レスターが「このあいだデニスに会ったら、ジュンコをバラトンに推薦してくれてありがとう、と言っていたよ」と教えてくれた。このような巨匠たちが私の話をしてくれているなんて畏れ多いことである。

 「あのね、レスター、なんでデニスが感謝しているか、知ってる?」と私。「さあ?」とレスター。「ペタングっていうスポーツで私がデニスと組んでね、私の活躍で大勝したからだと思うよ」と言うと、笑っていた。(^^;

 

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