「生きてんの~?」というメールが入るようになってきて、気がつくと、しばらくダイアリーを書いていなかったのであった。
今年の講演や通訳、連載関係の執筆の仕事は終わって、あと「自分マネジメントコース」の第3回があるけど、外での仕事はほぼ終わっている。なのに、どうしてダイアリーやメールニュースをつれづれなるままに書く・・・という贅沢ができずに、走り回っているのか???
その理由は(当然ながら)自分にはよくわかっていて、つまりがんばりどころに来ているプロジェクトがいくつか重なってしまっているのだが、まあ、そういうときにはがんばるしかないわけで、かつ、そういう状況を楽しむしかないのである。(それにしても、今年は本当に大掃除ができそうにない・・・)
そういえば、先日の神戸出張のときの話。夜、懇親会を抜けて、国際会議の会場からホテルまで帰ろうと思った。最近昼夜逆転生活が続いているので、たまにはちゃんと8時に寝ようと思ったのである。
もらった地図を見ると、左に行くとホテルまで歩いて行けそう。でも地下鉄の駅で1駅ぐらいある。右に行くと、すぐに地下鉄の駅があり、そこから1駅乗れば、ラクに帰れそうだった。
「夜だし、迷うといけないから」と素直な私は、右に折れて歩き始めた。ところが、である。なかなか地下鉄の駅がないのだ。でも知らない人に道を聞いて連れ去られたら困ると思って、しかたなく、ひたすら歩いていった。
と! ホテルに着いちゃったのである。すご~い! 超方向感覚!である。我ながら感動。。。地下鉄代、トクしちゃった。
翌朝、ホテルから会場へ、もちろん自信たっぷりに歩き始めた。逆に行けばいいだけだもの。
ところが、途中で迷ってしまったのだ。なんでだろ??? 仕方ないのでタクシーに乗って、連れて行ってもらおうと思った。ところが運転手さんが私を知らないばっかりに、「こっちの道でよかったかな?」と聞いたのである。命知らずというか、大胆というか。。。
役に立ちたい私は、私なりに一生懸命に怪しい記憶を提供したのだが、その結果、タクシーともども迷ってしまったのだった。
運転手さんは観念して、メーターを倒し、あとは私には聞かずに、何とか会場まで連れて行ってくれた。あー、苦労した。昨夜は何の問題もなく、歩いてすぐだったのに!(^^;
という話は一切していなかったのに、会議がすべて終了したあと、コメタニさんに「地下鉄の駅って、どっちかなあ?」と聞いたら、「あっちだと思いますけど」と言ったあと、「ぼくも出ますから、いっしょに行きましょう」と言ってくれた。彼はJRなのに悪いなあ、と思っていたら、途中の三宮でJRに乗り換えるので、と地下鉄にも一緒に乗ってくれた。
三宮の次が新神戸だったのだけど、コメタニさんは「ぼくも新幹線で帰ることにします」と、隣駅なのに、新幹線のところまで一緒に来てくれた。私は道中ずっとお喋りできてとっても楽しかったのだけど、もしかして自分は「迷子オーラ」を発散しているのかなあ?と思ったのであった。(^^;
ところで最近、贅沢かなあと思いつつ、新幹線はグリーン車に乗らせてもらっている。頸や腰への負担が全然違うことを知ったからだ。疲れ方も翌日の肩こりも相当に違うので、贅沢というより、治療費?保険代?かな。それでも乗り慣れていないので、毎回ドキドキしてしまうのだけど。
グリーン車にはアテンダントの方が回ってきて、空き缶やゴミを持って行ってくれる。この間、駅弁を食べてぼーっと外を見ていたら、肩越しに「こちら、お下げします」と声がかかった。反射的に「はい、お願いします。ごちそうさまでした!」とご挨拶して顔を向けたら、女性車掌さんが、ちょっと困った顔をしていた。確かに、この方が作ってくれたわけじゃなかった。。。(^^;
今年の外での予定が終わって、来年のすでに決まっている予定と差し替えた。今のところ、来年の出番は20回弱決まっているようだ。お正月あたりに少しゆっくりと、来年の活動計画と優先順位づけをしなくては。。。この2ヶ月くらいの調子で走り続けるわけにはいかないし。かなりドラスティックなことをやらなくちゃダメかも。。。