いよいよ翻訳の締め切りが近づいてきて、追い込みである。昨日も1日「これ、終わるかなあ?」という分量だったが、なんとか終わり、今日につないだ。
でも今日はおせち料理を作る日なのだ。いつもより2日早いスケジュール。なぜなら明日から北海道に出かけるからだ。いつもは20品ぐらい作るのだが、今朝作戦会議を開き、12品に絞る。買い物を含めて4時間後、全部作り終わって、台所を片づけたところ。
おなかがいっぱいだと作る気がしなくなっちゃうので、こういう日はお昼ご飯を食べない。「でもさ」とハムスターのプチ。「さっきからダイニングテーブルのところを通るたびに、なんか食べてない?」
そうそう、我が家の田作りは、小魚とクルミで甘辛の味なのだが、これがおいしいのだ。「また食べている」とプチ。「これは味見だよ、味見」と私。
・・・「またつまんでる」「今度は毒味」(って自分が作って自分で毒味してどうするん?)
・・・「最初の半分ぐらいまで減っちゃったじゃない」「いいんだよ、明日でかけちゃうんだから、作りながら食べなきゃ、残って困るでしょう?」(プチの目がテンになってる。^^;)
とワケのわからないことを言いつつ、田作りをおつまみに、煮豚のサラダ菜包み、黒豆、のし鶏、有頭エビの煮びたし、栗きんとん、なます、牛肉の八幡巻、小芋の煮ころがし、花人参の甘煮、だし巻き卵ができたのであった。あとはかまぼこといっしょにお重に入れればできあがり!
私のパソコンのフォルダには、「おせち料理」というラベルのついたものがあって、年に1度しかみないのだけど、1997年からの代々のおせちの記録が残っている。毎年、前年のを見ながらメニューを考え、食べてから「いまいち」「八幡巻はアスパラよりごぼうのほうがいい」とかコメントといっしょに保存しているのだ。これって、もしかして「おせち料理のPDCA」かも!(^^;
ちなみに、1997年に作ったおせちのうち、2005年まで生き残っているのは4品目だけ。なかなか厳しいサバイバル状況である。(今年は新しいレシピを集めたり、試したりする時間が取れなかったので、すべて昨年の「実証済みメニュー」から選んだのだが)
というわけで、なますを甘酢に漬けているあいだ、ふたたび翻訳である。
明日からの北海道も、例年は「スキー旅行」だったのだが、今年は肉離れ後遺症でスキーがコワイこと、追い込み期間にかかってしまったことから、「翻訳&温泉&ビールの旅」と看板替えしているところである。(^^;