昨日は16時間、今日は15時間。19日のお昼に提出することに決めたので、あと1日半。
われながら感心するのは、これだけ長い時間やっていて、飽きないこと。もうやだ~!となったことはないのだ。よほど好きなんだろうなぁ。喉元過ぎるどころか、いまですら、「あ、あの本も翻訳したいな~」「これが終わったら、あの翻訳企画書、つくろっと」と思っているのである。
もうひとつは、朝はじめたときと、夜おしまいにするときと、1ページにかかる時間が変わらないことである(計測しているので、よくわかる)。そして、眠いことをのぞけば、この調子でまだまだ続けられそうである。
同時通訳と翻訳という二足のわらじを履いていた数年で身につけた大きなことは「いま必要なだけの集中力のレベルを保つ」ということだ。同時通訳では15分しか持たないけど、翻訳をその集中力でやる必要はないわけで、翻訳に必要な集中力でやれば、今日の最大連続飛行距離(一度も椅子から立たずに続けた時間)のように6時間ぐらいはもつのである。
もっとも、これは、この数年間の訓練のたまものであって、翻訳をはじめたことは、とてもこんなに淡々と長時間同じペースでできるなんて、考えられなかったのだけど。
最後の追い込みを英語では、homestretch という。競馬馬になった気分で、明日はもうちょっとペースをあげたいところ。
何人かから、「ファイト!」「陣中お見舞い」のメールをもらっている。お返事不要、と書いてくれている。ありがとー。同じようにがんばっている人へ、「ファイト!」のお返し。(英語で、fight back というと、違う意味になっちゃうけどね。^^;)