数ヶ月前から「これができたらいいのになー」と思っていることがあった。私からすると、「これ」は必然であり、世界の役にも立つし、本当の意味でインパクトがある、と思うものだった。けど、その業界の常識的に考えると、ありえない、無理なことだった。
そのプロジェクトに関係する担当者の人と会ったときに、たまたま意見を求められたので、「無理だとは思いますけど、私の希望というか、理想の話をしてもいいですか?」とさんざん前置きをして(かなり非常識なことを言うことになるので)、「これ」の話をしてみた。
すると気が抜けるほどあっさりと、「私も同じことを考えていたんですよ」とおっしゃる。なんと!!
絶対やりたいけど、絶対あり得ないと思っていたことなのに、こんなに簡単に最大の関門が自ら開いてくれるなんて!
すぐに気を取り直して、具体的な進め方の打ち合わせをする。もうひとつ、乗り越えなくてはならない関門があるのだけど、こちらは何とかなりそうな気がする。私がじょうずに説得できれば、だけど。
もし叶えば、あとは数週間~数ヶ月、私が作業をすればいい。そうなるとよいのだけど!
そうそう、それから、昨日、ある方に数年ぶりに会って、別プロジェクトへのアドバイスをもらっていた。最後の最後に、分野は少し違うけど、hidden mission というか、活動を支えるキーワードが実は共通していることがわかって、お互いにびっくりしたのであった。「あー、びっくりしました~」と言うと、「時代が求めているのかもしれませんね」と。ああ、そうかも!と思う。
もうひとつの別プロジェクトでは、心理学に関わる勉強を始めたところ(今年は、少なくとも前半は、勉強の年となりそうでうれしい)。これがまた、もうひとつのプロジェクトと、分野は違うのだけど、重なってくるところが多くて、すごく面白い。
結局、自分の関心のある、大事だと思うことばかりやっているので、底辺ではみんなつながっているのだろうと思うけど、プロジェクトAでの知見がBにもCにも応用できる、という相乗効果というか、integrative study のぐるぐる渦のまっただ中にいるようで、この潮流は私をどこに連れて行ってくれるのかな~、と我ながら楽しみに思っている。
「でもさ、それって漂流しているってこと?」とハムスターのプチ。(^^;
そう。これはと思う潮に身を任せていればいいんだよ。どこかには漂着するんだから、きっと。自分のいま知っていることだけを頼りに、じたばたするより、ずっと遠くの知らない国へ行ける。きっと。
「ただいま漂流中」。(^^;