先週末、「自分マネジメントシステムを身につけるコース」の第5回だった。
今回が第2期で、4月から第3期が始まる。このコースは私の進歩や展開といっしょに進化?していくので、「ビジョンを作って、自分マネを身につける」という目的は同じでも、そのための切り口や気づき、演習は、どんどん変わっていく。(だから自分でも面白い!)
毎回、いくつかの切り口で演習をやるのだけど、先週のコースでは、「手を離すためのPDCA」をやった。私たち人間は、新しく始めることには夢中で一生懸命で、だからこそ、自分マネのようなコースに来てくれる人がいるのだけど、その一方で、これからの人生にもう不要になっているものも、気づかずにずっと背負ったまま、抱えたままでいることも多い。
なかなかふだんの暮らしの中で、「人生の棚卸し」をする機会がないからだ。
ということで、この機会を提供してみたのである。いろいろな気づきがあった。気づいただけで変われることもある。気づいた中で、具体的に「これはまえは必要だったけど、もういらないから置いていこう」としたときに、簡単に置けないものもあるわけで、だから、「手を離すためのPDCA」もあってよいのである。
人間は守らなくてはならないものが多いほど、しんどくなる。守るためのエネルギーが大きくなってくるからだ。そして、身軽に、思いのままに、動けなくなる。
私はそれはヤだな~、と思っている。「これは自分にとって守るべきものか?」とよく自分に問うことがあるのだけど、「そうだ!」と答えが出ることはほとんどない。「死守すべきだ」と思っているのは、2つぐらいしかないのである。(その代わり?これらに触れられそうな場面では、キッと戦闘態勢に入る。自分でもその過剰反応ぶりがおかしいほど。^^;)
数年前にとてもツライ思いをして、「死守すべきだ」と思っていたことを手放したことがある(戦いに敗れた私にはなすすべもなく、そうせざるを得なかったのだけど)。でもあとで、「あら、なくてもやっていけるじゃん」と気づいたのだった。手に握っていなくても、大事なものを失うことはなかったのである。それ以来、「あっさり系」になったのであった。
「だから、ふらふらと好き勝手なことをやってるんだね~」とハムスターのプチ。そうなのである。(^^;