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えだブログ

2005
Mar
16

マッチ売りの少女

2005年03月16日

 おとといはJFS(ジャパン・フォー・サステナビリティ)のバイオミミクリーのセミナーだった。「自然に学ぶ、自然を真似る」バイオミミクリー、日本ではあまり知られていないので、興味深い機会(と自分たちで自負している。^^;)。

 60人ぐらい定員で考えていたら、80人を超える方が来てくれて、急遽、椅子を並べてもらったほど。研究者、企業、NGOの立場から、面白い話が聞けて、とても楽しかったことであるよ。

 私はパネルディスカションのコーディネータをさせてもらった。いつも思うのだけど、パネルのコーディネータはマルチスキルを即時に統合して供する技を要される。通訳、講演はいってみれば、シングルスキル。まあ、コミュニケーションスキルがベースにあるのはどれも同じだけど。楽しかった。

 昨日は日帰りで大阪出張だった。これもまたとっても楽しい仕事で、こんなに楽しいことばかりやって、しかもお金までいただいていていいのだろうか、と思うほどである。

 呼んでくれたのは、6年ぐらいまえにナチュラルステップの講習会に参加者として(ユーコさんが通訳をしてくれていた)参加したときに、いっしょに組んで漫才をした相方である。(そこで出会ったのだけど、たまたま隣の席に座っていて、ペアで発表することになったときに、大阪の彼と即興漫才をやって、大いにウケたのである。ナチュラルステップで漫才をやったのは、私たちぐらいだと思う。^^;)

 呼んでくれたのははじめてだったのだけど、セミナーの講師紹介の言葉を聞いていたら、メールニュースを読んでくれていて(今回のきっかけもメールニュースで提供した情報だった)、そこから私が何を大事だと思っているか、どういう活動を進めようとしているか、よくわかってくれていることが伝わってきて、感動してしまった。私は自分が出したくて出しているだけなのだけど、こうして大事に受け取って、活かしたり、応援してくれたりしている人がいてくれる、というのは、本当にありがたいことである。

 ところで、昨日の朝、新横浜への横浜線に乗ろうと、町田駅のコンコースを足早に歩いていたら、ティッシュを配っている若い男の子がいた。が、かわいそうに、花粉症らしいのだ。ティッシュのいっぱい入ったカゴを下げて、手にしたティッシュで一生懸命鼻をかんでいる。思わず、マッチ売りの少女を思い出してしまったのだった。(^^;

 さて、今日は久しぶりの通訳。人材開発という、自分の好きな分野なので、内容的にもとっても楽しみである。

 

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