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えだブログ

2005
Jun
24

ふたりの酔っぱらいの話

2005年06月24日

 昨日は早稲田大学白井総長とのお話、第4回だった。第1、2回は私からのインタビューという色合いが強かったが、3回、4回と対談という感じになってきて、聞き出すというより、触発されていろいろと考えたり、それを伝えて、また刺激を得たり、ととても面白い。このワクワクする楽しさが伝わるとよいのだけど!

 ところで、先週、知り合いのグループがあるプロジェクトの打ち上げで飲みに行ったそうだ。ビールから日本酒に替わり、宴たけなわとなったころ、そのなかのふたりが「自分こそいちばんだ」と言い争い(?)を始めたという。

 ふたりは何を競っていたか?

 「自分こそ世界でいちばん幸せだ」とお互いに譲らなかったのだという。(^^;

 「ぼくのほうが幸せだ」「いや、私のほうが幸せです」と言い争っているふたり……その場で見たかったことであるよ。(^^;

 ハッピーな酔っぱらいたちである。ちなみに、ふたりとも知っている(ひとりはかなりよく知っている)人たちで、30代後半のビジネスマンである。

 おかしいのは、翌日酔いが覚めたあとも、メールで「やっぱり幸せでは負けない」と続けていたそうだ。つまり酔っぱらった勢いで言っていたわけではなくて、正気でそう信じている「根っからハッピー」なのね。

 「私だって絶対に負けないんだけどなあ」と思いつつ、世界中の人たちが「私のほうが幸せですよ」「いえいえ、何をおっしゃいます? もちろん世界一の幸せ者は私ですとも」と言い争っているような世界になったらハッピーだなあ……と夢のようなことを考えていた私であった。

 

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