28日の三島は、グローバル文化交流協会の20周年の会だった。とても温かくて素敵な笑顔がいっぱいで楽しかった。翌日は午前中ホテルで仕事をして、帰京、打ち合わせ後、帰宅。
昨日は1日、翻訳通信講座の「エダヒロのヒトリゴト解説」を作っていた。単なる解説や文法・単語の説明じゃつまらないし、力もつかない。私が翻訳しているときに、どういうことを考え、どういう基準で取捨選択し、どう折り合いを付けてまとめているのかを、紙上で再現することで、追体験してもらい、自分との対話のきっかけにしてもらおう、という解説である。
ふだんは一瞬のうちに頭の中で処理していることを、ひとつずつ書き出すというのは面白いけど、時間がかかる。スローモーションで翻訳している気分。(^^;
さて、今日は7月1日である。今年の折り返し地点ということで、今朝は、半年のレビューをおこなった。といっても、元旦に作った「今年やること」リストを見ながら、
1)前半にできたこと
2)前半にできなかったこと
3)後半にやること
をメモ用紙に書き出すだけである。
面白かったのは、1)「前半にできたこと」のうち、もっとも大きな特筆すべきことは、チェンジ・エージェントという会社を立ち上げて、システム思考を中心に、「変える」メソッドを提供していく活動をはじめたことなのだが、これは、元旦の「今年やること」には書かれていないこと。
つまり、もっとあとに思いついて、進めてきたってことね。この「予定外のプロジェクト」に相当の時間とエネルギーを費やしているので、前半の、いや今年の「ハイジャッカー・プロジェクト」とも言える。
かくして、歴史は変わるのである。もし1年の計画を立てることが、そのときどきに出てくるもっと重要なことへの対応を妨げるのだとしたら、本末転倒である。
ざっと振り返って、今年前半にはチェンジ・エージェントの立ち上げ以外に
・本を3冊(今月出るものを含む)
・講演を約25本
・自分マネジメントのコース第2期、第3期
・1年の計ワークショップ×2回
・翻訳通信講座Next Stage 開講
・雑誌の連載2本
・メールニュース40本(昨年同時期は60本だったので、やはり少ないわね)
・本の企画、執筆、インタビューをいくつか
という感じ、かな。あとJFSの活動はいつもどおり。
3)の「後半やること」には、なんと本が8冊も並んでしまった。うち、3冊は進行中。残り5冊は出版社と企画の相談中。万一、全部進むことになったら(進めたいから持ちかけているのだけど)後半もけっこう忙しそうである。プラス、新しいプロジェクトの企画を3つぐらい書いてある。
しかし、このリスト、当面の予定やわかっていることは書いてあるのだけど、本命中の本命はまだ出ていない。それがなんだかまだはっきりしていないのだけど、うーん、これだけじゃない! 大切なことがあるんだけど! なんだろう? という気分である。
もうひとつ、これはいつもそうなっちゃうのだが、なかなか進められていないのが、自分の勉強である。今年の前半は「週に1日は研究日を設けて、直近の仕事以外の勉強や研究に使う」つもりだったが、あれこれ納期ややることが重なってきて、あえなく挫折してしまった。
無理なものは無理である。無理だったらやり方を変えるしかない。
というわけで、後半の「勉強するための戦略」を立てた。今度はどうだろう?
「でも、そのまえに、部屋を片づければ~」とハムスターのプチが言う。でも机の上はきれいなのである。三島でもらった花かごのなかで、ハーブや紫陽花が涼しげでしょ。
もっとも、そのまえに机の上に積んであったものがどこへ行ったのか、それはプチのみぞ知る、である。(^^;