今朝起きたら、プチがひーひー言いながら、回し車を回していた。

が、なんとなく、というか、かなり、回り方が悪い。一生懸命走っているのに、あまり回らないのだ。なんだか、タイヤを腰に付けて引きずりながらグランドを走っている星飛馬（ほし・ひゅうま）の風情である。（ふるーい！^^;)

「なにしてんの？」と寄っていって聞くと、「回らない回し車を回そうとして、回って回って回って回る～ううう……♪」とろれつも回っていないようすで、円広志のようである。（これもふるーい！）

「ちょっとどいてみな」と回し車を見てみると、カゴに取り付けてある心棒にぎっしりと綿が絡みついている。そろそろ夜は寒いから、綿の中にもぐって寝られるようにしてあるのだが、その綿が絡まってしまったらしい。

「あれあれ」とかいって綿を外していたら、なんと糸がしっかりと心棒に絡んでいる。おかしいなあ、プチのカゴには、綿は入れても、糸なんて入れていないのに……。

あ、もしかして、プチったら、回し車を糸車に見立てて、綿から糸を紡いでいるのかもしれない！　これはすごい！　欽ちゃんの仮装大賞に出られるかも！(^^;

「糸を紡ぐハムスターの恩返し」。なんかお話が作れそう。(^^;