昨日の午前中は、取材を受けていた。2時間半ぐらい、一生懸命話をした。問いかけも深く、考え考え、楽しい時間だった。
終わったあと、その長い時間ずっと黙々と撮影をしてくれていたカメラマンの方が、片づけをしながら、「私、意識変わりました! やれといわれるといやだと思うけど、いまの話を聞いていて、やっぱりやらなきゃと思った。いい話でした」と言ってくれた。とてもうれしかった。
夕方、USENで収録。11月28日からの週にオンエアされる「ビジネス・セミナー」という番組で、今月25日に刊行される『思えばそうなる! なりたい自分になるための7つの扉』(新潮社)をテーマに30分ほど、キャスターの方とのトーク。
これも楽しかった。収録の合間の休憩に、キャスターの内田さんが「でもエダヒロさんだからできるのでは?」というので、「よくそういわれるんですけどね、私は最初から絶対そうじゃないと思ってました」と私。
「私は試行錯誤の中から、効果的なやり方を見つけて、それをやっているだけ。だから、そのやり方をお教えすればだれだってできるはず! そう思って、実際にお教えして、やってみて、身につけてもらう、というコースをやっているんですよ。これまでの受講者の方々、それぞれ自分らしい生き方を見つけたり、方向転換したり、改めて自分の居場所を確認したり、それぞれのペースでそれぞれの方向に進んでいるんですよ」
と熱く語っていたら、ガラス窓の向こうから何か指示が飛んだもよう。「あ、はい」と内田さん。(私はヘッドホンをつけていないので聞こえない・・・)「その話は、雑談じゃなくて、収録しなさいって」。(^^;
でも本当にそう思うのだ。コースが終了しても届くメールを見ていてそう思う。いま始まったばかりのコースの参加者MLで流れるメールに、「さっそく第1回にやったことを実践して自分の腑に確かめていらっしゃるんだなあ」と。
だれでもできる。やったら絶対ラクになる。ハッピーになる。だったら、ぜひやってほしいなあ、と思う。
ところで、『思えばそうなる!』の最終章は、「エダヒロのB面自叙伝」である。「朝2時」では、今に至った軌跡を手短にまとめたため、何の苦労も苦悩もなく、ひょいひょいと飛び石を渡ってきたかのような印象を醸し出しているかもしれないけど、この私も、それなりに悩んだり、行く末を考え込んだり、どうしてよいかわからなくなって爆発したり、というようなことをしてきた結果の産物なのである。(最近はほとんどないけどさー)
最終章は、そんな私の「もやもや歴」ストーリー。「このままでは……」と悩んだ私がどう考え、どういう行動に出たか、その結果が「朝2時」の世界なので、いってみれば「B面」。自分の感覚では、トビウオが海上をすーっと飛んでいる合間に潜っている海の中。運針でいえば、表面に出ないけど、そこがあるから次に表面に糸が出られるウラ面のワタシ。
収録が終わって、キャスターの内田さんが「それにしても、肩書き、いっぱいですねー」というので、「もやもやから抜け出るたびに、増えてきたような気がしますね」と。私にとっては、肩書きって、何度かのもやもやを通り抜けてきたカタツムリの足跡みたいなものかもしれない。
と深々と考えにふけっていたら、ハムスターのプチが、「でもさ、最近はもやもやを感じることもないみたいじゃない? それってもう進歩しないってことかも!」。(_ _;
明日の朝は、朝7時45分頃からニッポン放送「森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!」という、経済アナリストの森永卓郎さんのニュース・情報番組に生出演する予定。早起きがテーマ。
そういえば、月末から4~5日ほどワシントンへ飛ぶことになった。先日書いていた企画提案の話が進みそうなのだ。自分が大事だと信じていることをカタチにすることができそうで、とってもうれしい。楽しみ~。