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えだブログ

2006
Feb
18

もったいない出会い

2006年02月18日

水曜日は、みなとみらいのクイーンズスクエアで、神奈川県の「マータイさんと語ろう」というトークショーの進行役で、マータイさんとごいっしょする。

もてなし役の松沢知事、私の名刺を見ると「なんとまあ!」。実は私の自宅のある地区が知事の地元なのである。なので、以前議員をなさっていたときには、よく駅で演説姿を目撃していたのである。

トークショーのもうおひとりの登場者、慶応大学教授の浜中氏は、環境省で審議官までつとめられた方で、以前にも何度もごいっしょさせていただいており、「お久しぶりです!」とご挨拶。JFS立ち上げの時にもお話をしたことがあるので、「おかげさまで3年半経ち、300人のボランティアさんやサポーターさんに支えられて、着実に活動を続けることができています」とお話しすると、「それはほんとうにすごいことですね」と。

トークの中で「私のもったいない」をそれぞれ披露したときに、私は首から提げていたマイ箸を紹介したので、そのあと、お三人にイーズのマイ箸をプレゼント。使ってくれるとうれしいなあ。

その翌日、おとといは、環境省主催の「脱温暖化」シンポジウム。ビデオクリップの挿入を入れながら、好本アナウンサーの司会で進む。控え室での打ち合わせから、和気藹々としていた雰囲気のまま、きっと柔らかい雰囲気でのパネルになったのではないかな。(壇上から知り合いを見つけて、手を振っていたのは私ぐらいだけど)

他のパネリストの話を聴くと、ついいろいろと聞きたくなってしまうので「エダヒロさんがいちばん発言量が多かったですね」とあとでメールをもらったとおりの展開であった。(^^;

市民の立場で、ということだったので、ふだん考えていることを1枚の表に整理してお見せし、説明した。あとで「あの表がよかったけど、書き写せなかったので、どこかに公開してほしい」というリクエストをいただいて、びっくり。そんなふうに思っていなかったのだけど、もしお役に立つならそうしようと思う。

おお、そうだ、3月3日、ひな祭りの日に、朝日新聞主催の「第3回 朝日環境フォーラム」でパネルディスカションのコーディネータを務めるのだけど、重なる話なので、この表を使ってみようかな。

3月3日のパネルは、「エコな社会の新しい仕組みづくり」をテーマに、パネリストは、飯田哲也さん、佐藤博之さん、そして「非戦」チームメートでもある田中優さんという最強メンバーである。

このメンバーで私がコーディネータという依頼が来たとき、事務所のスタッフが「お友だちばっかりですねー」とびっくりしていた。そう、このメンバーなら、「エネルギー」「お金」「買い物」という切り口から社会を変える道筋とそのビジョンについて、何の遠慮もせずに、ずばずばと本質的な話ができる。すごーく楽しみである。

そしてすぐに「お兄様方へ」と(佐藤さんは違うんだけど。^^;)メールを打って、「終わったら飲み会やりましょう!」と、パネルディスカション第2部のコーディネータも買って出てしまった私であった。(^^;

このフォーラムの参加受付はこちら。参加受付は2月20日で締め切り、多数の場合は抽選とのこと。

今日は午後に、JFSの正会員総会と企画会議。少しずつ体制が整ってきてうれしい。

どういう活動でも、最初は「やりたい!」「やらなきゃ!」という熱い思いの個人または複数の個人から始まる。実は、その立ち上げは(肉体的には大変だけど)難しくないと思っている。

問題は、活動を理解し、支援してくれる人が増えて、活動が広がっていく過程で、どうその活動を「脱個人化」していくか、だ。立ち上げた人々の「私物」にするのではなく、かといって、その情熱ゆえの求心力を損なうことなく、どこをどれだけどうやって移行していくのがよいのか--と、私たちの試行錯誤はつづく。

でも「正しい方向がどちらか」はぶれることなくわかっていて、少しずつでも進んでいる実感があるので、とてもやりがいのある仕事だと思っている。

 

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