先週末、一年の計のワークショップを終えて、「遠くから来てよかった!」と参加してくれた方々に言ってもらえて、アンケートでは5点満点の満足度評価で「6」をつけてくれる人もいて、うれしかった。
今回意識して力を入れたところが有効だったこともわかって、うれしくなる。もう少しこんなふうにできないかな、今度はこうしてみたいな、と思いつつ帰宅。去年は、お正月+4月初めの年2回の開催だったけど、今年は一年の折り返しの時期か、秋の始まる前にもう一度開催してみようと思う。
月曜日。午前中、日経キャリアマガジンの取材・撮影。朝の時間がテーマで、5月10日発売の6月号に掲載予定。相変わらず撮影に慣れなくて、カメラマンから「まばたきしていいんですよ。乾いちゃいますよ」と。(^^;
午後は、そんな私なのに、撮影のための撮影へ。いつも講演会のチラシ等のために写真を送って下さい、と言われるのだけど、手持ちの写真がなくて不便だったため、事務所のセキサンが「そろそろ撮ってくださいねー」と予約し、手を引いて連れていってくれたのだ(余談だが、セキサンは私以上の方向音痴であって、セキサンに手を引かれる、というのは、エダヒロが先頭に立って歩くのがいかに不安を喚起するか、を感じさせてくれる体験であった。。。)
イーズやチェンジ・エージェントのウェブデザインでお世話になっているグラムさんが紹介してくれたのは、オーディション用の撮影に来る人たちが多い、という渋谷のスタジオ。入ると受付で、「お母さん役ですか?」と聞かれて、びっくり〜!(@_@);;;;
セキサンが飛んできて、「いえ、そうではなくて、講演などの講師なんです」と説明してくれて、「ああ、わかりました〜。ではナチュラルに、明るく、知的に、ですね!」と元気のよい対応に、「講師役」のオーディションを受ける自分の姿が浮かんできたりして。。。(^^;
ともあれ、ナチュラルに、明るく、知的に(?)メイクをしてくれて、撮影。本人がオーディションに行くところかな、と思うようないでたちの若い女性カメラマンだったのだけど、さすが手慣れたもので、「笑顔ください〜!」と言いながら、さりげなく顔の向きや体重のかけ方、足の向きなどを指示してくれて、60枚ぐらい撮ってくれた。すぐにその場で確認。1枚も失敗(目をつぶっているとか)がなくて、さすがだなー、と感心。
家に戻って、ハムスターのプチに「見てみて、プロマイド写真みたいでしょ」と見せたら、「なんだか、タカラヅカみたいだなー。馬子にも衣装と化粧とはよく言ったもんだー。でも、これ、ほんとうにいつものぼーっとしている顔と同一人物の顔なんだろうか?」とぶつぶつ悩んでいた。。。(^^;
さて、火曜日。お昼から、ある大手企業の幹部の方と昼食をいただきながら、意見交換。そのあと、三国コカコーラさんで、経営層向け研修の講演。夜は懇親会。何年もおつきあいをさせてもらっているので気心が知れていて、「ああしたら面白いかも。こうしたらいいかも」と懇親会もアイディア大会みたいで、楽しかった。(帰りの電車は新宿で寝過ごして、遠回りしてしまった〜)
水曜日。お昼から2時間、経済産業省の「2030年の我が国の産業像・社会システム像の検討に係る勉強会」にゲスト講師としてごいっしょする。プレゼンは30分程度で、といわれていたのだが、この準備はけっこういろいろ考え、時間をかけた。事前にもらっていた参加者リストには、局長以下経産省の方々がずらりと並び、大学の先生たち、経済界の方々と、あわせて35人ぐらい。
こんな専門家の集まりに、どうして私なのかなあ?と思ったのだが、私でなければ言えないことを言う役割なのね、と思って、例によってかなり生意気なことも含め、問題提起をさせてもらうことに。
当日の開始前、緊張はしなかったけど、まえに朝日新聞のフォーラムのパネルでごいっしょした東大の橋本先生が声を掛けてくれて、ちょっとほっとする。橋本先生は「幸せ」ということをキーワードとして語ってくれる先生なので、私の主張も聞いてもらえそう、と思った。
事前の準備も含め、当日のプレゼンと質疑応答、その後の意見交換は、いろいろな意味で勉強になった。つい、開口いちばん「そうではないかと思っていましたが、やはり、この会の参加者はすべて男性なのですね」と言ってしまった。会が終わって、その思いをさらに強くした。せめて3分の1、女性が参加していたら、「2030年への技術革新」もずいぶん違った視点からも話しあえるのだと思う。
性別での女性、というより、女性性、という意味だけど。技術の力で「限界を克服する」「制約を解消する」という発想ではなくて、「限界の中でやっていく」「制約と折り合いをつける」ための技術革新とは?という話を。
せめて、と思って、デニスの「成長の限界」から、限界に関するメッセージを強く伝えた。わかっているけど、ではどうしたらよいのか?という問いに、少しでもいっしょに考えていけるよう、もっと考えなくては、と思いつつ、会は終了。
この日の夕方からキャンドルナイトの会合があった。打ち合わせ時間まで、1時間ぐらいあるので、経産省のロビーのソファーで、翻訳書の翻訳を進める。原書を見ながら、日本語訳を録音する、という作業だったので、横文字の本を見ながらなにやらぶつぶつ唱えている不気味な人物、をやってしまった。(^^;
キャンドルナイトは、4時から海外展開チームで打ち合わせ、5時から幹事会。そのあと恒例の懇親会。懇親会がまた楽しいんだなぁ。大地の会の藤田パパと、辻信一さん、マエキタミヤコさんたち幹事とおしゃべりしていて、「また合宿しよう!」「そうしたら、キャンドルの親玉のたき火をしようよ!」と盛り上がる。「ねぇねぇ、それでフォークダンスしよう!」と言ったら、笑われたー。
フォークダンス、好きなんだけどなー。マイムマイムなんて、いまでも音楽がかかったら踊ってしまいそう。(^^;
昨日の金曜日は、急遽、日テレの取材撮影が入る。来週月曜日の朝4:50〜5:00ぐらいに放送されるコーナーにちょっと登場するらしい。テーマは早起き。東北放送ラジオからも来週生出演の依頼が来ていて、4月って、早起きしたくなる季節なのかしらねぇ? 「究極の早起きマニュアル!」でも出そうかな。(^^;
というわけで、例によって、あっという間の一週間。来週はチェンジ・エージェントの仕事をがんがん進める週なので、きっとまたあっという間に過ぎるだろう。
そういえば、キャンドルナイトの会合後、海外チームをいっしょにやってくれているサトウサンに「エダヒロさんは何をやっているときがいちばん楽しいんですか?」と聞かれた。
「うーん」と私。あまりに「うーん」「うーーん」「うーーーん」と考え込んでいたら、サトウサンが「きっと何をやっていても楽しんですね」と助け船を出してくれた。そう、そうなんです。まったくもって、おめでたい幸せなヤツである。