homestretchというのは、ゴール直前の直線コースのこと。大詰め、最後の局面、ということである。なんとなくこの言葉、好きなんだよなー。
昨日から、「さあ、homestretch!」と2階建て方式を投げ捨てて、ひたすら追い込みであった。で、ただいま、最後まで終わったところ。ふー。まだこれから最後の仕上げがあるけど、この第2フェーズが翻訳の中でもいちばんタイヘンなところなので、終わってほっと一息である。
今日は9時間半、ぶっつづけであった。この追い込みのペースはわれながらすばらしく、途中で肩を休ませることもなく(肩で翻訳している私っていったい……)、天馬で駆けるがごとく、であった。
「最初からこのペースでやっていたら、もっと早く終わっていたのに」とハムスターのプチがいうが、そんなに人生は単純ではないのである。それって、マラソン選手に、42キロ最初から飛ばして走れっていうようなもので、不可能であり、無意味であり、効果もない。
マラソンと同じく(まあ、走者は自分しかいないわけだが)、どのあたりまで抑えたペースで進み、どこからスパートをかけるか、というのが勝負どころなのだ。かつて、スパートを早くかけすぎて、息切れしたことがあるので、そのあたりの手綱さばきは慎重である。。。
しかし、この本はあちこちにすごくイイコトが書いてある。役に立つー。さっそく自分の人生訓にも付け加えたものもある。出版されるのは夏頃かな? 楽しみである。
さて、お天気も良いし、まだ日も高いし、馬の手入れに(自分のことであるが)ジムにでも行ってこようっと。