週末は１泊２日で、「自分の成長に役立つシステム思考を身につけるワークショップ」だった。

「変えたい」と思うものが、どうしてこれまでそうなのか、どうしてこれまで変わっていないのか、ループ図というツールを使って、その構造を描いていく。望ましい姿にするには、どういう構造があればよいのか、ループ図を描いていく。

ループ図は、自分との対話のツールだと思う。（もちろんビジネスの文脈で使えば、自分で問題理解を深めたり、職場での共通理解を進めるツールとなる）

自分マネ系のシステム思考ワークショップでは、じっくりと自分と向き合う時間を取っている。講師はアドバイス役であり、言ってみれば、コーチである。自分の中でぐるぐる回っていることを、形にしてみるだけでも、冷静になれ、自分を責めることなく、建設的な解決策を考えることができる。

……ということを、今回もまざまざと痛感し、改めてシステム思考ってすごいなあ！と思ったのであった。ところで、システム思考を自分の成長のために用いたのは、私が世界で最初ではないかと思っている。デニスたちに話してもびっくりしていたもの。(^^;

２日間のワークショップ、参加者から高い評価をいただき、お役に立ったようでとてもうれしい。フィードバックシートや自分たちの実感から、終了後にすぐに次回のための改善作業を始めた。そう、次回は10月頃に開催しようかと考え中。

夕方に改善作業のめどがついたところで、レスター・ブラウン氏の泊まっているホテルへ。夕食を一緒に食べる約束をしていたのだ。

前日に着いたレスターはいつもどおり元気でおちゃめで、楽しい時間だった。12月に訪問して以来の、いろいろな展開について教えてくれる。いつものとおり、お互いの活動や組織運営、マーケティングや市場調査の方法や結果について、意見交換。

という具合に、レスターやオダサンとしゃべっていても、雑談や漫談ってほとんどなくて、いつも仕事の話をしている。でもそれが雑談なんだけどね。(^^;

ゆっくりと夕食を楽しんだあと、レスターが「アイスクリーム、いこうか？」という。レスターはチョコレートアイスクリームが大好きなのである。カワイイ。(^^;

レスターはチョコレートアイスクリームを、オダサンはマンゴーシャーベットを頼んだ。私は「OK, boys, you have sweets, I will have Kir!」といって、キールをいただいたのであった。

オダサンが「男性陣が甘い物で、女性が強いリカーなんて……」というと、レスターも「The world is changing!」とうなっていたのであった。（本当はキール・ロワイヤルのほうが好きなんだけどさ。^^;）