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えだブログ

2006
Jul
03

ボストン〜ニューハンプシャーへ(6月25〜27日)

2006年07月03日

6月25日。

CLE会議の2日目。朝食後、ジョン・スターマン氏と1時間ぐらい話し込む。システム思考(システム・ダイナミクス)の第一人者で、すばらしい教科書の著者であり、MITの教授であり、さまざまな実践を積み重ねている人である。

日本でこれからできること、いっしょにできることなど、いろいろと話し合う。わくわくする至福の時間だ。それから、全体会+分科会。刺激が多くて、とても楽しい。わ、これも使えそう、あ、これもぜひいつか、なんて感じ。

6月27日
会議最終日は、ピーター・センゲ氏がいまとても力を入れているworld cafeというワークショップを全員でおこなう。システム思考は、思考法であるけど、コミュニケーションを深めるツールとしてもとても有効なのだが、まさにこれを通じて、個人と組織の学習を深めていくプロセスである。

150人が4〜5人ずつのグループになって、それぞれの考えや思いを話し、コメントしあうという時間を過ごしながら、英語でこういうプロセスに自然に入っていられることを、改めて不思議に思う。(まえにも書いたけど、私は英語ができなかった時代の方が長いので、英語でやりとりしている自分がいまだに不思議なのである。。。)

お昼頃、3日間の会議終了。とても実り多く、充実した会議だった。明日からすぐにできること・やりたいことを50個ぐらいと、数年後にきっと実を結ぶタネを50個ぐらいもらって、会場をあとにする。

めざすは、デニス・メドウズ氏の自宅である。一足早く帰ったデニスが残してくれた指示を見ながら(って、私が見ても仕方ないからね、ハンドルを握るオダサンが見ながら)、1時間半ほどで、ニューハンプシャーの森の中のデニスのおうちに到着。とても素敵なおうちだった。

dennis2.JPG


これがお庭である。敷地内にうっそうとした森があり、沼があり、クマもキツネもビーバーも住んでいるという。。。 「ジュンコも書き物をするから、興味あるかい?」と連れていってくれた離れは、またまた素敵な書斎で、ああ、どうして書類の山があちこちにできていないのかなあ?と感心する(って、私と比べちゃダメ? ^^;)

2時間ほどいろいろと見学などさせてもらって、デニスに手を振ってもらって、ふたたび車で出発! めざすは、尊敬するドネラ・メドウズさんのつくったco-housing(エコ村みたいなもの)、バーモント州のCobb Hillである。

 

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