ソニーの中国の高校生を招いての環境体験ウィークの初日、2時間、日本と世界の環境問題や取り組み、ビジョンやシステム思考について話をさせてもらった。
スライド資料は英語で映写し、実際には日本語で話し、それを中国語の同時通訳者の方が中国語にする、という設定ながら、同通の時差を楽しみつつ(?)、ゲームや問いかけを入れて進める。彼らが聞いてもわからない言語をしゃべっているのにちゃんと伝わっている!という驚きに、「通訳者ってなんてすごいんだろう!」と感心しごくであった。うーん、通訳ってすごい〜。(^^;
中国の高校生は、選抜されてきただけあって、すごく優秀ですばらしい学生たちだった。生まれてはじめての同時通訳は聞きにくかっただろうに、端から端まで話を聞いて、にこにこと友好的にするどい質問を繰り出してくる。(こんなに真剣勝負で講演したのははじめてかも……)
とても感心した。でも終わったら、手に手にデジカメを持ってわっと寄ってきて、いっしょに写真を撮ってください、サインして下さい、握手して下さい、と男子高校生もほのぼのしている。
きっと数年後、十数年後、中国の中枢を担う活躍をしている子たちだろう、その高校時代にこうして出会え、話し、議論できたことはご縁かなあと思う。一期一会。
その午後は、その名を知らない人はいないある大企業の社長さんが「環境の話を聞きたい」とイーズに来社。私が御社にうかがいます、と申し上げたのだが、「私が教わりにいくので、うかがいます」とのこと。
1時間半ほど、世界の動向、日本の現状、これからの方向性や新しい動きなど、さまざまな情報交換とディスカションをさせていただく。「学習する組織」の重要性にもうなづいていらした。これからの変革のお手伝いが少しでもできたらうれしいと思う。
金曜日は、自分の成長に役立てるシステム思考ワークショップ。今回は8人の参加者のうち、3人は男性だった。それぞれ「自分の時間を作るには」「職場での人間関係を改善するには」「自分のビジョンをもう一度考えたい」「やらなくてはならない仕事を進めるには」「家族の関係をもっと良くするには」など、自分の課題について、システム思考のツールを使って、少しずつ深めていく。
「やっているうちに、ほんとうの課題が何かがわかった」「原点に帰ることができた」というコメントが多く、システム思考は「課題設定力」「問題発見力」を鍛えてくれることを再確認する。
ワークショップ後、タクシーで日経ウーマンの本社に駆けつける。タイムマンジメントの企画で、読者の時間に関する悩みの相談にのるというもの。1時間×2人とお話しする。タイムマンジメントって、結局、「人生をどう生きるか」なんだよなあ……という思いを強くしながら帰宅。
土曜日は、6ヶ月の自分マネジメントコースの4回目。今回もいろいろなエクササイズや振り返りで、「人生の棚卸し」をしたり、「自分とのつきあい方」「現実との折り合い」について考える。毎回「発見があった」とフィードバックをいただいてほっとするのだが、参加者にとってよい時間になれば、と願っている。
日曜日、久しぶりに海のオフィスへ。午前中は窓を閉めるほどの涼しさ。波が穏やかすぎて、サーファーもいない静かな海。システム思考の入門書、半分まで書いたのだけど、そのつづきの「持っていき方」をあーでもない、こーでもないと考えているうちに、あら、もう帰る時間だ……。
昨日の月曜日は、取材3件と会合3件という、朝から夜までびっしりというスケジュールであった。取材は「挫折しない勉強法のコツ」、「仕事とキャリア」、「森林資源の課題と解決」について。
午前の会合で、まえからやりたかった新しいプロジェクトがいよいよ始まることに! 一緒にやってくれる人がいて幸せだと思う。とっても楽しみである。
それでやっと、「今日の天気は」である。いまは曇っているけど……。
今日は江ノ島の花火大会なのである! これまでこの花火大会は大雨のなかでおこなわれることが多く、まあ、それでも見に行くのだけど、でもやっぱり傘をささずに見たいので、今日の天気が心配なところである。
いつもは、花火大会が終わったあと、大急ぎで駅に向かい、満員電車で帰ってくるのだが、今日はそこからすぐの海のオフィスへ行って泊まる予定なので、ゆっくり余韻を楽しめそう。(別に花火大会のために、海のオフィスを用意したワケじゃないんだけどね。^^;)