昨日の夜、西村大使との会食に誘っていただき、出かけてきた。
西村大使の肩書きは、「政府代表気候変動担当、特命全権大使地球環境問題担当」というながーいもので、なんかすごそうなのだけど、ご本人は会食をセッティングしてくれた外務省の方が「チャーミングな方なんですよ」とおっしゃっていたとおり、気さくで真摯でごくふつうの感覚とスタンスを持った、とても素敵な方だった。
実は先日の箱根合宿で、トップバッターで講演なさったのだが、ご挨拶もせずに失礼してしまったのだが、大使も夜まで残って私のプレゼンも聞いて下さっていたそう。また、2月の温暖化フォーラムも、そのNHKでの放映も、見て下さっていたとのこと。
西村大使は、かつてよりJFSの活動をご存じで、「がんばっている日本を世界はまだ知らない」をとても気に入ってくださって、あちこちで紹介してくださっているとのこと。うれしいことである。
温暖化をめぐる国際舞台の裏側のお話など、いろいろとお話をうかがえて楽しかった。そうそう、温暖化交渉で出てくるという外務省用語?をひとつ学んだ。
「てくとら」である。
なんだ、そりゃー、と思うでしょ。「てくとら」とは「てく・とら」のことで、「テク・トラ」なのだが、つまりは、technology transfer(テクノロジー・トランスファー:技術移転)のことなんだって。あは。
そういえば、最近私が海のオフィスへ行くときに、ハムスターのプチが「また、うみおふぃ?」と言うのを思いだしてしまった……。(^^;