昨日の自分の発表は無事終了。
前回ワシントンでの会議には、原稿も用意していったのだけど、今回は時間がなくて、パワーポイントの要点だけつくっておいて、あとはその場で話すので、心配だったけど(英語を話すのは9月ぶりだし)、だいじょうぶだったみたい。(3回は笑いをとる、というのも達成。^^;)
内容は、「戦略的コミュニケーションと深い変化の、個人的探求」みたいな、私が大学以来やってきたことと、それぞれから学んだことを紹介しつつ、いま自分が変化を創り出すコミュニケーションをどのように枠組みとして考えているか、必要な要素を何だと思っているか、何が足りないと思っているか、というような話である。
日本では話したことがない内容だったのだけど、日本でもよく聞かれる質問があった。「どうやって自分のエネルギーレベルを維持しているのか? どうして元気に次々と広げていけるのか? その秘訣は何か?」
「これは日本でもよく聞かれるんですよ。答えはね、『おいしいビール』です」。
と笑ってもらったあと、いくつかの「こうなのかな」と思っていることを答える。自分ではよくわからないんだけどね。そもそも心電図ツーなので(英語で言うと、「low-key」かな)、そんなに元気そうにエネルギーがありそうに、見えないんじゃないかと思うんだけど、英語でしゃべっても同じ質問が来るのは面白かった。
ほかにも、コミュニケーションについて、変化を創り出しつづけることについて、なかなか核心的な質問をいくつももらったので、それぞれ考えをまとめて話すことができてよかったことであるよ。こういう機会があってこそ、自分のやってきたことやその意味合いをまとめることができるのだなあと感謝。
終わった後で、何人もが「よかった」「パワフルだった」「刺激を受けた」と声をかけてくれた。5〜6人がUSBスティックを手に、「プレゼンのファイルがほしい」と来てくれたので、何人がUSBスティックを手に来てくれるかって、プレゼンの成功度合いを測るひとつの指標かも、と思った。私も「この人のはほしい!」という人のはもらいにいったもの。
ランチのカフェテリアにいくと、「いっしょに食べよう。もっと話を聞きたい」と声をかけられる。ぐるりと小さな輪ができて、ディスカションがつづく。私の話に刺激を受けて、それぞれの人が思いを語る場なので、私は今度は聞き役だけど。(^^;
そういえば、IUCNには130人ぐらいのスタッフがいるらしいが、おひとり日本人の方がいらっしゃる。紹介してもらったので、ランチの終わった後、おしゃべりする。このような大きな力のある国際的NGOに、日本人スタッフがいるというのは、日本にとってはとても助かることで、すばらしいなあと思う。街の散策に誘ってくださった。会議が17:30までなので、残念。次回おじゃまする機会があればぜひ。
いま早朝のホテル。3時間後に空港に向かって出発する。それまで、ゴアさんとおつきあい〜。