島根(といっても米子空港経由)へ向かうべく、羽田空港についたら、ちょうど海?から朝日が昇るところだった。朝日って大好き。特に海の日の出が好き。
飛行機に乗り込んで、離陸するまえから買い込んできた卵サンドイッチ(サンドイッチは卵だよね〜。それもほかに何も入っていない純粋な卵サンドがいちばん!)を一切れ食べ、指についたマヨネーズをなめていたら、素敵な客室乗務員の方が「どうぞ」とウェットティッシュを差し出してくれて、「何かお飲み物をお持ちしましょうか? 冷たいものならすぐにお持ちできます」と。あ、すいませんー。優しい人だなー。
機内は空いていて、ゆったりと原稿を書いていた。いっしょに東大で客員助教授をやっている内藤耕さんと共著の本を書いているのだ。
編集者のキシカミサンから「原稿をそろそろー」とプッシュが入り、「できたところまで夜までに送るね」といったら、「私も出かけるので、明日の朝まででいいです」と優しいお返事。そこで、「どうぞどうぞゆっくり出かけてきて下さいねー」と返事をしたのだが、でもやっぱり進めなくちゃね。(^^;
一生懸命ノートPCに向かっていたら、機長さんのアナウンスで「左側に富士山が見えます」と教えてくれた。私は左側の窓側だったので、ラッキー! とても素敵な風景を見ることができた。
じーっと窓から富士山を見つめていたら、「毛布をお使いになりますか?」と声がするので振り向くと、さっきの客室乗務員の方。私が見つめていた窓の外に目をやると、「ほんとにきれいですねぇ!」とにっこり。富士山に笑顔って、とっても似合うんだなぁ、とうれしくなった。
島根では、日立金属の安来工場に呼んでいただいて、午前中は管理職向けにシステム思考の講演、午後は女性社員や現場の方向けに自分マネジメントの講演。どちらも熱心に聞いていただいてうれしく思う。
夕方、地元の足立美術館に連れて行っていただいた。
よく「絵のように美しい風景だ」っていうけど、この美術館はほんとうに、「美しい風景を絵にしている」のだ。日本一というとても素敵な庭園がそのまま絵になっている。とても素敵な空間で、半日ぐらい座っていたいなー、と思った。またいつかきっと。
夜は温泉に入って少し休んでから、地元の方々との懇親会。これまた楽しく、時間が過ぎるのも忘れて、お話ししていたのであった。人との出会いって不思議だなあ、と思う。
翌朝は、7時半頃宿を出て、米子空港へ。東京に10:30に着いてから、空港で原稿を仕上げて、ファイルを送る。それからエコプロダクツ展へ。
多くの環境関係をやっている人がエコプロ展に集まるので、まえから「じゃ、エコプロ展で打ち合わせをしよう」という話がけっこうあって、結局3つか4つ、会場まえのコーナーで打ち合わせ。終わったらすぐに次の予定のため出なくてはいけなくて、結局、エコプロ展の会場にはほとんど足を踏み入れずに帰ることになったのであった。あらら。夜にもう一件、打ち合わせを終えて、帰宅。