昨日の名古屋出張は、東山動植物園再生委員会の最終会合に出席するためだった。
この委員会はとっても面白くて、全6回だったのだけど、松原市長は皆勤賞。偉いー(私は半分ぐらいしか出られなかった)。ほかにも、竹下景子さんや柳生博さん、ズーラシアの園長その他、とても面白い方々が熱く参加。柳生さんも皆勤だって。ちなみに、松原市長と柳生さんと東山動物園は、同い年なんだって。
最終回は、これまでの議論の集大成として、事務局が素敵な計画案を出してくれた。見るからに楽しそう! とっても素敵。東山動植物園の再生(reborn)、とてもとても楽しみである。早く行ってみたいなー。(^^;
終わった後、軽く懇親会があって、味噌おでんがくつくつ(それに串カツをつっこんで食べるのは初めてだった〜)、天むすに、大好物のひつまぶし、と名古屋づくしでおいしかった。私はなぜか、市長、委員会の中川座長、柳生さんというメインのテーブルに席をいただいていて、あれこれ楽しくおしゃべり。柳生さんもあの素敵な深い声で、東山の再生を熱く語られる。
東山動植物園は10年をかけて、この計画を実行していく予定とのこと。「市長、10年後に同窓会、やりましょう!」と私。
松原市長は、ああ、日本にもこういうリーダーが出てきたのだなあ、と藤前干潟の頃からその環境活動は存じ上げていたけど、今回の委員会を通じても、その柔軟性と起業家精神、実行力とコミュニケーション力、飾り気なくいばらず自然体で、でも熱くがんばっているお人柄に触れ、名古屋の人たちは幸せだなあ、と思う(もちろん名古屋に問題がないわけではない。でも問題への取り組み方は誠実だと思う)。
私も小学校の頃(名古屋に住んでいた)東山動物園に遠足で行ったことがあるのだけど、私が委員会で発言したように、これまでのいわゆる「左脳型動物園」から、これからの「右脳型動物園」への変化、ほんとうに楽しみである。
名古屋駅で新幹線を待ちながら、待合室でメールをやっていたら、テレビのニュースで東山動植物園再生委員会のニュースをやっていた。「戦略的広報が必要」だって、私が言ったことだ、と思って、画面に目をやったら、自分がちらと映った。テレビで自分を見るのはとてもヘンな感じである。はじめて鏡を見たチンパンジーって、こんな気分になったんじゃないかな。(^^;