ホーム > えだブログ > マラソン

えだブログ

2007
Feb
20

マラソン

2007年02月20日

講演、講演、セミナー&ワークショップ、セミナー、という4日間連続が終わって、昨夜帰宅。ふー。

北海道ではじめてのシステム思考のセミナーとワークショップ、たくさんの方に来てもらえてよかった。アンケートからうかがえる感想も好評で、参加者にとってのよい機会になったらいいなと思っている。

そして、このPCの前に座って、こうしてダイアリーを書いている私は、4日前の私より少しでも進歩しているかなあ、と思う。

講演がつづくということは、いろいろと試したり、試した結果をすぐに翌日の講演に反映させることができるということ。改善のよい機会なのだ。特に札幌の3日間は、自分だけではなく、オダサンもいっしょだったので、終わるたびに恒例の振り返りで、よかった点、改善できる点を話し合う。自分以外の人の率直な意見はとても参考になる。

ところで、札幌出張中、本の原稿も進めることになった。今月下旬という〆切だったのだが、状況が変わって、急いで出したいとのこと。月曜日(昨日)までに原稿を送ってくれないか、と。

まとまって使えるのが、昨日の午前中しかなかったので、「ともかくやってから報告します」と返事をして、朝起きてから、セミナーに出発するまでの7時間半、ホテルの自室にこもる。

この本は、20数編の短めの原稿からなる本で、あらあらの準備は終わってはいた。講演ツアーが終わってから、仕上げをして出そう、と思っていたのである。数編は終わっていたので、あと16本ほど残っていた。

数編をやって、1本35〜40分かかることがわかっていたので、「7時間半では、16本は終わらないなー」と思っていた。

しかし! こういうときに出るのが火事場の馬鹿力である(上品な言い方をすれば、集中力が高まったときの驚くべきパフォーマンス、かな)。

1本目は45分かかった。そのあと数本の30〜35分をへて、20分台へ。10本目ぐらいから、数本はなんと1本10分という最高速度。予想どおり、そのあとは、少しずつ延びてきて(やっぱり頭も疲れるのだろうね)、最後は20分で、きっちり7時間半で終わったのであった。

どどど、と編集者に送信して、講演会場へ向かう。朝ごはんは、前日買っておいたコンビニおにぎりを食べたのだけど、さすがに腹ぺこ。(^^;

(財)北海道環境財団主催の「システム思考で温暖化を考える」セミナーは、定員80人のところ、120人近くも来て下さった。定員を超えたあとの申し込みには、「当日いらしても席がないかもしれません、それでもよろしければ」というご案内だったそうだけど、それでもたくさんの方がつめかけて下さったこと、関心の高さをひしひしと感じた。

ところで、「4日間もつづけて、ミニマラソン講演の気分〜」なんて思っていたら、どっこい、事務所のセキサンたら、そのあいだに、東京マラソンで、フルマラソンを完走したんだって! おそるべし。。。

ちなみに、セキサンはきゃしゃである。私もよく小柄できゃしゃに見えるといわれるけど、セキサンに比べたらお芋みたいなものであって、セキサンは筋金入りのきゃしゃなのである。

あのきゃしゃな体のどこにフルマラソンを走りきる力があるのかなー、と感心していたら、オダサンが「仕事での粘りを見ていたら、うなづけますよね」と。確かにそうである。

こうして、セキサンのきゃしゃには筋金が入っていることが証明されたのであった。フルマラソンを走りきったのだから、もうコワイものはないよねぇ、セキサン。(^^;

 

このページの先頭へ

このページの先頭へ