ゴアさん効果で、温暖化に関する講演や取材の依頼が激増している。1日にいくつもいただくので、このようすだと遠からず、向こう1年間の予定もすぐに埋まってしまいそうである。
私は環境ジャーナリストという肩書きでも活動しているのだけど、「環境ジャーナリスト」なんて仕事は早くなくなればいいなあ、と思って活動しているので、こうやって仕事が増えるのは、ちょっとフクザツな心境である。
もっとも、関心や意識が高まり、人々が行動をとってこそ、問題が解決に向かい、環境ジャーナリストという仕事は不要になるのだから、最初の「関心や意識が高まる」段階では、伝える役割として必要だとは思っている。こうして依頼が増えているということは、関心や意識が高まっている、ということでもあり、そういう意味では、喜ばしいのであるが。。。
安倍首相もゴアさんの映画をご覧になったそう。わが国もしっかりしなくちゃいかん、ということで、施政方針演説で、「21世紀環境立国戦略」をつくるように、という指示が出たとのこと。そこで、中央環境審議会に「21世紀環境立国戦略特別部会」という特別部会が設けられ、議論をすることになった。
その委員に、と声がかかって、うーん、スケジュール厳しいからなあ……と思ったのだが、でられないときはそれでもよいから、とのことで、お受けすることに。
送られてきた委員名簿を見ると、ずらりと大御所の先生方が並んでいる。それぞれ一家言も二家言もある方々が26人も並んでる。私の出番はないかも。(^^;
さて、そうしているうちに、ゴアさんの続編である「子ども向け」の原稿が、出版社に届いたとのこと。おお、こちらも楽しみである!
この原稿を受けとるまえに終えなくてはならない、原稿締め切りや校正、新しいプログラムやコースの開発などが10コぐらい。それらとともに、昨日にひきつづき、今日も海オフィ(海のオフィス)にこもる予定。