ホーム > えだブログ > 1日で3日分おいしい?

えだブログ

2007
Apr
13

1日で3日分おいしい?

2007年04月13日

なんだか、1日の密度が濃くて、1日で3日分楽しんでいるような、今日このごろである。

おとといは、打ち合わせの後、外務省主催のリック・バウチャー米国会員議員の講演会「米国の新しい温暖化対策の展開」へ。外務省の鶴岡地球規模課題審議官といっしょに、私も壇上にあがって、議員の講演後、コメントさせていただく、というお役目。会場に着いたら、「昨日打ち合わせをしましてね、カジュアルな感じでやろうということで、壇上はすべて英語にすることにしましたから」。うひょー。

というわけで、150人ほどの方々のまえで、日本語に同時通訳をしてもらいながら英語でコメントをするという設定になったのであった。日本語のほうが言いたいことをたくさん言えるのだけど、ま、いいっか、と開き直る。

議員のプレゼンはすばらしくて(内容もさることながら、きちっと30分であれだけの内容を理路整然と伝えられるというプレゼン力はさすが!である)、とても勉強になった。アメリカもこんなに動き始めている。日本が置いてきぼりにされるという懸念がいっそう強まる。

終了後、会場にいらした環境省の小島審議官が、「エダヒロさんは、相変わらずキビシイねぇ」とにこにこ。あら。思ったことを言い、聞きたいことを聞いただけなのだけど。(^^;

そのあと、イーズやチェンジ・エージェントの素敵なウェブサイトを作ってくれているグラム・デザインへ。アカイケさんと次なるプロジェクトの打ち合わせ。同い年で(確か、、、)小さな会社の女性経営者で、どんどん高く飛んでいきそうな志に、どう現実世界での生計をついていかせるかと知恵をしぼり、という共通点があることもあり、気が合う同志との気のおけないおしゃべりが楽しい。シンデレラタイムの帰宅。

昨日は、午前中、JACOさんで講演。ランチをいただきながら、ついついおしゃべりが弾んで、次の打ち合わせにあわてて駆けつける。エネルギーの専門家飯田さんとヒミツの戦略会合。(^^;

そのあと、環境省の環境立国戦略特別部会。これまた小島審議官に「ますますキビシイねぇ」といわれそうな発言をする。だって、いくらなんでもねぇ、、、立国戦略として恥ずかしいのはイヤだもの。

特別部会には、26人の委員のうち、18人ぐらいが出席して発言されるのだけど、それぞれ「どこを見ているか」が違うので、面白いなあーと思う。

特別部会のあと、新規プロジェクトの打ち合わせ。そのあと、オフィス町内会の打ち合わせ。新宿の高層ビルの夜景を楽しみながら、こちらもプロジェクトの打ち合わせである。

昔からそうだったわけではないのだけど、数年前かな、こういう活動を始めてからだけど、どこかの時点で「アイディアの栓」が抜けたらしく、安心できる相手との新規プロジェクトの打ち合わせだと、「思いつきとアイディアが止まらない」状態になる。アイディアが次の思いつきを呼び込む、いってみれば「自己強化型ループ」が走り出すのね。(^^;

というわけで、楽しいおしゃべり(いわゆる仕事の話ばかりなのだけど)とおいしいワインとお食事を楽しんで、昨日はなんとかカボチャの馬車が迎えに来るまえに帰宅。

昨日みたいに、1日に5つも会議や講演や打ち合わせが詰まっていたら疲れないの?と聞かれそうだけど、疲れないのである。じょじょに飛距離?を伸ばしてきたトレーニングの成果かもしれないし、どんな場面でもどんな相手でも、省エネモード(心電図ツーとか、淡々といわれるモード)でいられるおかげかもしれない。

駆け出し通訳ながら、環境の分野にシフトしたいと考えていた1998年に「5年後の一週間」を描いたことがある。「5年後の一週間」は、毎日環境関係の通訳や会合、取材などの仕事をしている、ときどきはダブルヘッダー(1日に2件入っている)というメモが残っているのだけど、2003年になってそのメモを見て、「ほんとにそうなっているなあ!」と思ったものだ。

しかし、1998年にも2003年にも、環境の仕事だけで1日に5件もはしごをする日々がくるだなんて、想像もしていなかった。それに、それがこんなに楽しいってことも!

ということは、5年後がどうなっているかも、きっとまったく想像できないのだと思う。楽しみだなぁ!

 

このページの先頭へ

このページの先頭へ