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えだブログ

2007
May
18

ダジャレ力

2007年05月18日

内藤さんとの本を作ってくれている編集者のキシカミさんから来たメールの末尾に(昨日は7600歩)と書いてあったので、笑ってしまった。14日のダイアリーで、自分の使っている腕時計式万歩計の紹介をしたのだけど、さっそく買ったんだって。

キシカミさんと同じような人がいらっしゃるのかな、あのあと、この商品のランキングが上昇した、というウワサもある。さらにすごいことには、製造元のタニタさんが「それなら、もうひとつボタンをつけて、缶ビールの換算数も出すようにしましょう。だって、あなた、すぐ計算を間違えて、飲み過ぎるでしょ」と。

え、ほんとですか?と叫んだら、「私はニ・タニタ・プチと申します」と言って、消えてしまった。(^^;

ついでに、「造語って、英語でエレファント・ランゲージって言うんですか? 辞書ひいても載ってないのですが」という声も聞こえてきた。もちろん言うわけない。「造語」という言葉を思い浮かべた瞬間に、私の頭の中には、「ゾウゴかぁ、象+語? いや、象・象・象・象・象かな」というふうに走象燈が走るのである(あ、正しくは走馬燈ね)。

そういえば、まえに「あとの祭り」を「アフター・フェスティバル」と書いたら、知人から「辞書にない」と言われた。「あるわけないでしょ」と言ったら、「アンタは英語の権威なんだから、ウソなんて書いちゃダメ」という。

そもそも私は英語の権威じゃないし、英語力を身につけるずっとまえに、ダジャレ力を身につけてしまったので、しかたないのである。外ではちゃんとしゃべっているけど(つもり)、家の中ではほとんどすべてのコミュニケーションをダジャレで行うという、それはそれで特殊能力の持ち主なのである(プチに言わせると、聞く方にも特殊能力が要るそうだが......)。

ダジャレの得意な人と不得意な人の違いが何か、まじめに考えたことがある。突きつめると、実は、なぜ私の翻訳や書くものは「わかりやすいですね」と多くの方に言ってもらえるのかに通じるのである。そのうち「ダジャレで翻訳力を鍛えよう!」というコースでも作るかなー。(^^;

さて、ダジャレ力はなくても、温暖化を英語で読んでみたい・語ってみたい方へ。
5月25日の朝EXPOで、「英語のトレーニング・セッション」を担当するので、よかったらどうぞ。

温暖化は地球規模の環境問題。としたら、世界の人々と英語で議論がしたい。そのためにまず必要なものは? ①温暖化に関する基本的な語彙力 ②温暖化問題によく出てくる言い回し ③温暖化問題に関する話を聞いて理解するリスニング力。ということで、温暖化の議論の相手としては申し分のないあのアル・ゴア氏を仮想の議論相手として、書籍『不都合な真実』およびその続編(ただいま翻訳中!)を題材に、リーディング力と表現力を、映画『不都合な真実』を使ってリスニング力をトレーニングしましょう。

というセッションである。朝EXPOといっても7:30からだからね、2:00じゃないからね。(^^;

それから、6月1日は「物流改革シンポジウム」に出るのだけど、主催者の方が「ダイアリーをお読みの方々にもよかったら来て下さいと伝えて下さい」とのこと。ダジャレは出ないと思うけど(^^;)、よかったらどうぞー。

ところで、このダイアリーのタイトルは、「ダジャレ・リョク」と「ダジャレか」の中間のニュアンスなのである。こういうニュアンスを表せる日本語ってスゴイ!と思う。(^^;

 

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