ボストンから帰国した翌日、いつもの時間にひとりでに目が覚めた。朝2時起きの習慣のせいなのか、時差ぼけのせいなのか、よくわからないのだけど。(^^;
出張中にたまっていた仕事をいくつかして、新幹線へ。大阪へ出張である。2日連続で講演。
家を出てから、あー、しまった!と思った。前回の国内出張の最後に、がらがらと呼んでいるキャスターバッグの、車輪のゴムが壊れてしまったのである。
このANAのキャスターバッグを買ったのは、通訳をやっていて、まだこういうバッグが出回るまえのことだから、ずいぶん昔のことである。しっかりつくられていたのだなー。いまもほかの部分はまったく問題ない。
ともあれ、車輪の消音部分がぱちんとはじけて壊れてしまったのだ。しかも感心したことには、2つの車輪の両方がほぼ同時に壊れたのである。おお、部品の耐久期間のぎりぎりまでがんばったのだなあ、あとで壊れた方はもしかしたら後追いをしたのかなあと、いとおしい。(^^;
しかし、どんなにいとおしくても、消音がきかなくなったキャスターバッグは、とってもうるさい。車輪は壊れていないので、がらがら引っ張る分にはまったく問題ないのだけど、50メートル向こうの人も振り返るほど(おおげさ?)すごい音がする。
ということを、家を出てから思い出したのであった。ボストン出張前に手配しておこうと思ったのだが忘れていたのねー。(^^;
ということで、神奈川から大阪まで、大音響を残しながら移動。大阪でも迷惑だったに違いない。特に地下道では思わず持ち上げてしまったほどであるよ。
でもまだ替わりを買っていないので、今日の夜は、講演を終えてから、大阪から神奈川までまだ大音響の旅である。
車輪だけ修理・取り替えしてくれないかなあ? ここまで使い込むのに、長年かかったもんなぁ。(このキャスターバッグがでたとき、私の周りの通訳者もみんな買った。数年後、通訳者がたくさん集まった出張で、「あれ、エダヒロさん、大きいのに買い換えたの?」と言われた。ずっと同じのを使っているのだけど、私はつい詰め込むので、少しずつ少しずつ、大きくなっていたワケね。こうやってせっかく大型化をはかったバッグなので、いとおしくまた便利なのである。^^;)