福岡でのシンポジウムでの基調講演、400人の会場で椅子が足りなくて、数十の椅子を追加して、それでも足りなくて、後ろにも横の壁にも立ったまま聞いて下さっている方々が。
環境の講演に立ち見! 時代が確実に変わりつつあることを感じる。涙がこぼれそうになる。
講演のあと、地元の事例発表。そのあと、私がコメントさせていただいたときにも言ったのだけど、小学生から、定年退職された方々まで、学校でも地域でも企業でも、こんなにいろいろな取り組みが進められて、こうして情報とエールを交換しあっている時代。それも、福岡だけじゃない、日本全国で、そして世界の各地で。
本当に新しい時代がやってきているのだ。「エコ・ウェイブを福岡から」というキャッチフレーズだったのだけど、世界の津々浦々から、それぞれのウェイブが起こり、共鳴しあって、刺激しあって、強化しあって、どんどんうねりが大きくなっている時代。
新聞を読んでいてもわからない。テレビを見ていてもわからない。でも確実に幕を開けているこの新しい時代。なんて素敵な時代だろう!
コメントでも言ったのだけど、その時代に、もっともっとうねりを大きく強くしていくために必要なもの--それは「伝える、広げるスキル」。
私が今年初めから、Institute of Marketing for Sustainability を個人的に(バーチャルに)立ち上げて、勉強を進めているのもこのため。ああ、もっと勉強と研究と実践を進めなくては!と昨日も痛感したのであった。「そのうち本にしますから!」と言っちゃったしね。(^^;
やるべきことがあって、やるべきこととやりたいことが重なっていて、自分のできる範囲で進めることができて、そのために勉強すべきことがあって、少しずつでも勉強ができて、そうして、こうして新しい時代の幕をいっしょに開けることができていて、なんて幸せな、ありがたいことのだろう!
合掌したくなる。命ある限りね。