土曜日は、なんと高校のときの同窓会だった。20ン年前の仲間たちが、49人中16人も集まって、懐かしかった。大学の頃に会ったきりであるから、20年ぶりぐらいなのだ。

それぞれカタチは少し変わっているものの（男子のほうが顔も体も膨れている気がする……）、声としゃべり方はまったく変わっていなくて、あっという間に、あの時代にタイムスリップ。

うちの高校は、進学校なのだけど、先生たちは全然「勉強しろ」なんて言わない学校で、私たちのクラスはけっこうワルがそろっていて、「正面突破」といって、正門からよく学校を抜け出したり、隠れてたばこを吸っている子もいたし、打ち上げで未成年のくせに飲酒している子もいたのだが、そんな私たちを担任の先生が職員室で問題になってもかばってくれていたと、先生が若くして亡くなってから聞いたのであった。ああ、懐かしき高校時代。

私は高校２年の時に、体育祭の応援団員になって、準備が間に合わないと、１週間ぐらいみんなで泊まり込みをしたのだけど、そんなことも許された（許してくれた親にも感謝！）ほのぼの時代であった。

そうそう、しゃべっていて、茂木健一郎氏は同じ学年だったことがわかった。私は25期のＣ組だったのだけど、彼はＢ組だったそう。「でも、頭はよかったけど、無口でほとんど目立たない生徒だった」そう。秋に会うことがますます楽しみに。

日曜日は、静岡での「高齢社会をよくする女性たちの会」の全国大会のパネルに参加。コーディネータの樋口恵子さん、パネリストの方々や会場のみなさんの、元気とユーモアとゆとりに圧倒される。あー、私なんて、まだまだひよっこだなあ！と。楽しく面白い経験だった。

静岡から戻って荷物をつくり、月曜日の朝早く家を出て、成田へ。ベルリンへ。