12月3日から米国出張。なので、そのまえに、オダサンとの打ち合わせをいつ入れようかと相談していた。
「ええと、27日と28日は企業での研修で、29日は午前中はオフィスでスタッフとのミーティングでしょ、それから、会計事務所の先生との打ち合わせでしょ、それから午後は所沢で講演で、そのまま羽田から沖縄に移動の予定」と私。「ええ」とオダサン。
「それで30日が沖縄で講演で、夕方羽田に戻ってきて、空港で打ち合わせが一件。なので、そのあとに打ち合わせができるかも」。「はい」とオダサン。
「ええと、それで31日は……うーんと何が入っていたっけ。うーん、うーん、確か12月1日まで毎日予定が入っていたのだけど。。。うーん、うーん」とうなる私。オダサンは黙って待っている。
どうしても思い出せなかったので、手帳を出して、予定を確認した。
「なんだ、11月って31日はないじゃん! うなっても出てこないわけだ」と言うと、オダサンは「11月31日の予定を思い出そうとしていたんですか? 何を悩んでいるのかと思った」だって。私の話、ほんとに聞いていたのかなあ?(^^;
というわけで、今日は所沢市での講演。会場いっぱいの270席が埋まって、申し込みの最後は断らなくてはならなかったとのこと。関心の高さを感じる。ほんの数年前には考えられなかった状況と思う。
こういうときいつも、たくさんの方に来てもらえるのはとてもうれしいけど、本当は「環境ジャーナリスト」なんて仕事はいらなくなる時代が早く来るといいんだよなあ、と思う。その時代が実現するまで、もうしばらくは出番がありそうだけど。。。
羽田空港のラウンジで仕事をして、機内でぐっすり寝て、22:45に那覇着。22℃だって。(^^;
遅いのに主催者の沖縄タイムスの方が迎えに来てくださってほんとうに恐縮。23:15にホテルにチェックイン。急ぎのメールなどの対応をほぼ終えたところ。
翻訳書のゲラをもってきているので、明朝はその仕事だなー。明日中に、もう1冊のゲラも自宅に届くとのこと。3日の出発までに終えなくては。
今回の米国出張は、ワシントンのレスター・ブラウン氏への取材が目的。取材といっても、私がいろいろと聞きたいことを聞く時間を特別にとってもらったのだ。できれば本を作りたいと思って。
ちょうどその時期に、レスターの研究所の理事会が開かれるんだって。「そういう理事会って見たことないから、どんなのか見てみたいなぁ。黙っているから座っていていい?」と聞いたら、「もちろんどうぞ!」って。楽しみ。そして、理事会後の、理事たちとの特別ディナーには特別に呼んでもらえることに。「自分の活動についてちょっと紹介してね」と言ってもらっているので、これも楽しみである。
この間デニスが来ているときに、「今度レスターに会いに、ワシントンに行くんだー」と言ったら、「ホテルはとったの?」と聞かれた。「あ、忘れてた……」といったら(本当に忘れていたのだ……)、「自分が会員になっている会員制クラブのホテルがとてもよいから、そこをとってあげるよ」と。
そして、本当に会員価格で予約を取ってくれた。ここからレスターの研究所まではすぐ近くだし、食事のおいしいホテルだというし、本当にありがたいことである。レスターにもデニスにもよくしてもらって、私は本当に幸せ者だなあ。