相変わらず、霞ヶ関界隈での滞留時間の長い日々である。
21日は政策手法分科会の3時間、そのあと、環境省で別件の打ち合わせ1時間、オフィスに戻ってから、林野庁の方々からのレク1.5時間。
政策手法の分科会は今回が2回目。1回目はあっけにとられているうちに終わってしまったので、今回に向けては、何人かにアドバイスを求め、予習復習とひとり作戦会議に時間をかけていったので、前回よりは機能できたように思う。自分がこれまで鍛えてこなかった頭の筋肉のトレーニングみたいで、面白い。
昨日も懇談会関係の作業で、霞ヶ関のとある場所に8時間半ほどこもる。このテーマについて考えることがやっぱり好きなんだなぁ〜とわれながら感心してしまう。(^^;
しかし、いくら感心しても待ってくれないのが、諸原稿の締め切りである。懇談会メンバーになったとき、しばらくは忙しくなるだろうと思ったので、講演関係の予定は極力入れないようにしてきた(ほとんどの懇談会メンバーは大学や企業に属していらっしゃるので、そのための時間がとられても関係ないのだと思うけど、私の場合は、講演料で自分と会社を支えているので、「商売あがったりです〜」と内閣府の担当者につい言っちゃうような構造なのである。。。)。
講演は予定を入れなければよいのだけど(より正確にいうと、後ろにずらす、ということ。なので、6月中旬〜7月は怒濤の連続講演!である……)、原稿はそうはいかない。毎月、とか締め切りが決まってやってくるからだ。CSR報告書の季節がやってきたので、第三者意見書の仕事の締め切りも重なってやってくる。
「そういえばさ」と私。相手はハムスターのプチである。
「坂本龍一さんがまえに教えてくれたんだけど、作曲家のプッチーニって、テニスが好きだったんだって。依頼されていた曲を受け取りに担当者がやってくると、一瞬テニスを中断して、引き出しから楽譜を出して渡し、またテニスに戻ったんだって。そんなふうに、先もって原稿を作っておく余裕があったらいいねぇ」
プチいわく、「まあ、アンタはプッチーニじゃないけど、締め切りがきてプッチン!と切れることもないから、まあ、いいけどさ」。
「そういえば、アンタはプチだよねぇ。プッチーニに何かあやかれるかなあ?」と聞いたら、「プッチーニより、プッチンプリンのほうがいい!」。うーん、まあ、そうかもしれないねぇ……。
と下らないことを書いている間に、投げてあった原稿へのフィードバックが戻ってきた。さ、プッチンめざしてがんばろー。