イヨテボリから電車で1時間弱、人口4万5千人ほどのトロルハッタン市へ。駅まで市の職員の方が迎えに来てくれていて、市庁舎へ。市庁舎には見えないとっても素敵な建物だ。
市の環境への取り組み、特に食品ごみや農業廃棄物からバイオガスをつくって自動車用の燃料として使っているプロジェクトについて、詳しく説明を聞いたり、現場をいくつも見学に連れて行ってもらった。とても勉強になり、面白かった。最後には、市の観光名所にも。1日使って対応して下さって、本当にありがたいことであるよ。しっかり日本に伝えますから〜!
昨日は土曜日でどこも見学や取材は無理だったので、1日オフ日であった。日本から持っていった翻訳書の仕事を始める。
この本は、The Connect Effect(つながり効果、と訳すのかな) というネットワークづくり、人脈づくりについての本。編集者が「まさにエダヒロさんのテーマなので、版権取得を検討しています。エダヒロさんが訳してくれるのなら出します。そうでなければ版権取りません」とまで言ってくれた本なのだ。一読して、自分のやってきたことにも重なり、さらに学べることが多そうだったので、翻訳させてもらうことに決め、無事版権を取ってもらったのである。
私のスケジュールを知っているためか、納期はずっと先に設定してもらったので、時間に追われるのではなく、じっくり楽しみながら翻訳を始められてうれしい。最後までこの調子でできるとよいのだけど!
夕食は、野菜が食べたい〜といって(欧米への出張ではどうしても野菜不足になるのだ)、アジア料理のお店を探していたら、「amazing Thai」(驚くべきタイ)というamazing なレストランを見つけた。のぞいてみたら、「タイBBQのビュッフェ」だという。いろいろな種類のお肉やシーフード、野菜や麺が用意されていて、自分で食べたいものを食べたいだけお皿に盛り合わせる。5種類ぐらいある中から好きなソースを選んでかけ、コックさんに渡して鉄板で焼いてもらう、というしくみである。
これなら野菜がいっぱい食べられる!と入ることに。鉄板では何人分も並行して焼いているのだけど、お肉だけ、お肉と麺だけ、というような他人の取り合わせに比べて、私のはどうみても「野菜炒め」である。(^^;
ソースもおいしくて、なかなか満喫したのであった。
今日はホテルをチェックアウトして、午後早い電車でストックホルムへ。3時間ちょっと乗っているみたい。そこで、バラトングループのバスに合流して、ストックホルム郊外の合宿場所へ移動する予定。今日の夕食から、いよいよバラトン合宿のはじまりである。